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こんにちは。これは小説を『書く』『読む』ということを楽しんでもらうために作った共同マガジンです。参加してくれると嬉しい! 📗共同マガジン初めにしてほしいことマガジンに行き、自分にあっているかを確認してください。(まだ何も投稿されていない可能性があります(ーー)) もしも誰かルールを破っているかを見てくれると助かります。 なぜこの共同マガジンを始めたのか簡単に言うと自分が人の小説を読みたいというのが10%ほどの理由をとっています。ですが、ほかの人にも小説を読む楽しさ、書く
「ここはある人物と出会った大切な場所だ」僕は思い出した。ここは市川さんと会った場所だった。あの時はただの人見知りかと思ったのだが、違った。 僕は後ろを見た。「お前か、僕の記憶を盗んだものは」そこには一人の少女が立っていた。昔にも何度もあった人だ。「どうしてそう思う?私がそんなことをして何のメリットになる」僕は一番初めに入ってきた考えを言った。「僕が記憶喪失になれば僕と付き合えるからか?」彼女はブッと噴出した。「なんで私がそんなことをしないといけない」彼は笑うのをやめた。「私は
「何でこんな所に来てるんだろう・・・」 和美はその店の天井辺りで目線が泳いでいた。場違いも、甚だしい。 其処はホストクラブだった。久し振りに会ったフォトグラファーの絵梨花が「いっぺん行ってみようよ」とぐいぐい誘って、渋々付いてきたのだ。 照明と、鏡と、客が吸う煙草の煙と、お酒のグラスが交差する世界。 不必要に煌びやかで、現実味を排除した空間。 ホストたちが妙に手慣れた様子で細やかにグラスに氷を入れたり、テーブルの配置を考えながら水滴を清めたりするのも違和感があり過ぎる
昔から、猫は好きだ。実家でもずっと猫を飼っていた。 猫は「ペット」といえども、媚びることはない。 自分のことを好きと思ってくれる人、餌をよくくれる人をしっかりと見分けている。自分が心を許していないと、決して近付かない。 気の赴くままふらりと出かけ、いちばん居心地の良い場所を見付けて眠りこけたりする。 自由で「自分軸」を確立している姿に、憧れに近いものを持ってしまうのだ。 先般、「春夏秋冬 猫うらら CATS IN HAIKU」という本を買った。 ~猫の句を絵に描く
「なぜか気絶したからな」初めて石丸君が話すのを聞いた。 私は自分を見た。「気絶…」私はつぶやいた。私はベッドから出ると君を見た。 君は私のベッドに倒れていた。ぐっすりと寝ていて、とても起こす気にはなれなかった。 私は保健室から出ようとしたとき、石丸君が止めてきた。「なあ」彼の目はいつも鋭かった。なにも見逃さないような目だ。 私は彼を見た。どうしてかはわからないが恥ずかしさが湧き出てこない。「お前は何者だ」私の目が点になった。「ただの少女学生だけど…」だが、すぐにはあきらめなか
YM様の記事での吊し上げに大変困惑しております。 私の記事を添付して、まるで全てに関わっているかのように演出しておられますが、なりすましメールと区別がつかれているでしょうか? 直接運営へ躊躇なくクレームしてほしいと申しましたが・・ 強者が弱者を押さえつけるのは、誠に遺憾です!
捕食者で気持ち悪さを捕食することはなぜかできた。 だが、今は違う問題がある。俺は今、王の前に立っていた。 「頭を上げよ」王は命令してきた。顔を上げると目の前には大男が巨大な椅子に座っていた。角は金が埋め込まれていて何億と価値のありそうな椅子だ。 説明しよう。 俺は全てを吐き出してから捕食者を使った。もちろん神の提案だ。それはとても役立ったと思う。「ありがとう、これですべての防具を作れる」 俺はそのまま出ていこうと考えていた。だが、ある男に呼び止められ、そのままここへ連れてこら
このnoteは、松本隆トリビュートアルバムからインスパイアされて創作しております。以下のnoteの続篇です。 よろしければご高覧下さい・・・😊 ✥過去作 ▶Femme ▶Male Male et Femme ある日の仕事帰り、君と再び会う瞬間が訪れた。 僕は東京から、関西の支社に打合せのために来ていた。 それは、まさしく、奇跡だった。 後ろから「後藤くん」と声を掛けられ、振り返ったとき、君の顔が僕の中でクローズアップに映り、胸がぎゅっと締め付けられた。 ――
#魔法 #短編小説 #初魔法 「おはよう」僕は学校についた。 学校はいつも通りだ。 授業をして、昼休みをして、またつまらない授業をして帰る。 学校では毎日がこれだ。 今日も同じ日だった。 授業をして、昼休みになった。 僕はいつも通り、校庭に出て遊びまくっていた。 サッカーゴールがあったのでサッカーを主にする。 シュートを決めようとけると、何かが不自然に思った。 ボールは回転してゴールに突っ込んだ。 僕のチームは歓声に包まれた。 だが、僕は何かがおか
「ンンンッ」俺は狼だ。違う言い方で言えば魔物。お前たちからすれば人間にかられる生き物だ。 俺は今までずっと生きてくることができた。これからも隠れて生きようかと思っている。 俺はいつものように森の中を歩き回っている。食べるものが必要だ。人間よりも早くに獲物を見つけなくてはいけない。 この森にはそこまで人間は入ってこないので運がいい。俺はとにかく探した。木から木へと飛び回れるのはいいことだ。移動が速くなる。一度だけは少し細い枝に足を置いてしまい、落ちたことはある。その時は運よく下
「クラスを混ぜる」先生は告げた。またクラスは騒ぎに包まれた。先生は静まり返すのに何分もかかったのだった。静まりかえると一人が聞いた。「どうしてですか?運動会はクラスで協力してするスポーツでは?」先生は頷いた。「そうだ、だが校長先生がなぜかそうした。すまない、何もできることはなかった」先生は生徒に向かって頭を下げた。全員運よく優しかったので全員が頭を上げてといった。これは本当に運がよかった。全員が受け入れている。否定するものはいらなかった。悲しかったが仕方ないと思っているもの、
2時間目は数学だ。こっちも簡単だった。今でもまだXやYをしていた。復習というところだろうか。 5+5+5+5+5=55 という問題を先生は出してきた。1本の線を入れて計算を合っているようにしろという問題だ。 答えは完全にばかばかしかった。僕はわかる。だが、全員頭を悩ましていた。先生は僕に目をつけてきた。 厄介だ。「答えてみなさい」厳しそうな先生ではあるが、おかしな問題を出してくる先生でもあった。 5+5+5+5+5≠55 とてもおかしくて簡単な質問だった。 だが、もう一人は完
たらはかに様のnoteを拝読。 ↓ ↓ ↓ ショートショートではないのですが、 #ラムネ炭酸寝顔というお題にインスパイアされて、短篇小説を編んでみました。 神々が降りる島〜ラムネ炭酸寝顔 波影がきらきらと光をまき散らして、透明度の高いこの海は、ブルーキュラソーのカクテル宛らだった。 透羽子は、ウインドサーフィンのボードの上に横たわり、柔らかな太陽を浴びて、瞼を閉じた。 永遠に繰り返す波の音。遠浅の海の上に広がる大空には、白く輝くかすかな雲。 ―――もう、秋
🌿よへい隊長よりシェア🌿 頑張る隊隊長のよへい様より、拙記事『「なりすまし」撲滅宣言!』をシェアして頂きました😊✨✨誠に有難うございます🥀読込みされているのが分かるコメント、嬉しいです! https://note.com/jeu3eds49/n/n770cf59e514f