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【ウラヨミ】雨上がり決死隊解散

最近は「ナマケモノ通信」の配信ばかりでしたが、今回は、久々に【ウラヨミ】コラムを配信します。

雨上がり決死隊、解散

昨日、「雨上がり決死隊解散報告会」と称して、『アメトーーク特別編』が配信されました。宮迫さんは2年ぶりの復帰でしたが、皮肉にも解散の報告の場となってしまいました。

以前コラムにも取り上げましたが、2年前、闇営業問題で、宮迫さんはテレビ界から干され、Youtuberに転身。『宮迫ですッ!』を開設して物議を醸し出しました。

『アメトーーク』も蛍原さんとゲストMCという形で番組は続いていました。

以前コラムを配信したのも、1年半も前なんだなぁと改めて思い読み返しましたが、今も認識はそれほど変わってはいません。


宮迫チャンネルの個人的感想

事実、チャンネル登録もしたし、全部ではないですが気になる動画は観ていました。オリラジ中田あっちゃんとコラボした『WiN-WiN-WiiiN』は大きな話題を呼び、私もチェックしました。しかし、あっちゃんのシンガポール移住を機に、実質番組は終了した感があります。

番組としては、確かに面白かったんですが、正直「なんだかんだYoutuberの宣伝番組かぁ」という感じがして残念ではありました。もっと続けば違ったのかもしれませんが・・・。

他にも『有頂天レストラン』というテレビであるような料理番組を現在進行形で配信しています。テレビ並みにお金をかけているなぁと感じますし、テレビで見ていた宮迫さんらしさも出ていて、芸能人のゲストも出ているので、好きな方にはオススメです。

Youtubeを始めた当初は、事件に関して、コラボでの対談が多く、注目度も再生回数も高かったと思います。今では、登録者数140万人もいる立派なYoutuberだと思いますが、実はちょっと前に登録を解除してしまいました。というのも、ここ数ヶ月はほとんど見なくなっていたんです。応援の意も込めてチャンネル登録もしていましたが、最近は、申し訳ないですが面白いと思えなかったので、登録してる意味もないなと(^^;

今年の4月には解散が決まったということでしたが、今思えば、特にその辺りから面白くなくなっていったのかなぁと感じました。実際、再生回数も開設当初に比べたら激減し、ヒカルに助けを求めに行く、というような動画もあるみたいですが、もしかしたら、コンビ解散が決まった影響があったのかもしれませんね。


解散をウラヨミ!

さて、やっと今回の本題ですが、なぜ解散するに至ってしまったのか。既に観た方はわかると思いますが、蛍原さんから解散を切り出したんだそうです。その大きな要因が、宮迫さんがYoutubeをあのタイミングで始めたことでした。

「『アメトーーク』という実家に戻りたい。そこで自分にできることはYoutubeしかなかった」

それが、宮迫さんがYoutubeを始めた理由であり、テレビ復帰を目指す手段でした。しかし、蛍原さんにとっては、それこそが納得できず、一年半悩んだ末に出した答えが「解散」でした。

ずっと解散しなかったということは、蛍原さんにとっても宮迫さんと同じゴールを見据えていたはずです。しかし、道を違えたことで、2人の距離は縮まることなく、結局は埋まらない溝となり、解散するに至りました

「こうなる前にどうにかできなかったのか?」

原西さんもこんな質問をして、話を逸らされてしまいましたが、なぜこうなってしまったのでしょうか?


解散に至った要因

それは宮迫さんも言っていましたが、Youtubeを始めるという重要な決断も、相談なく事後報告だったそうです。「雨上がり決死隊」というコンビは、蛍原さんの方が年上ですが、宮迫さんがリードしてきました。そういう関係性のまま、おそらく決めてしまったのでしょう。

あの一件があり、コンビの関係性は大きく変わったのではないでしょうか。『アメトーーク』のMCも、宮迫さんがリードしている印象でしたが、その後は蛍原さんが番組をリードするようになりました。そのように変化していく中で、もしかしたら宮迫さんにとってのコンビの関係性は、変わっていなかったのかもしれません。

それが、解散に至った大きな要因だと思っています。

よく、芸人コンビは夫婦に例えられますが、離婚は夫婦にしかわからないとよく言います。番組の最後でも、2人の最後の直筆の挨拶が「離婚届や!」と蛍原さんが言っていましたが、コンビ解散は離婚のようなものです。

たらればを言ったところで何も変えられませんが、もし、解散(離婚)を防げたとしたらどうすればよかったのか。

単純に、「話し合いが足りなかった」のだろうと思います。


コンビも夫婦も同じ

仲の良いコンビでも夫婦でも、話し合いをして思いを通わせなければ、理解し合うこともできません。その状態が続けば、修復できない溝が生まれ、望んでいなくても解散や離婚を選ばざるを得なくなってしまうのではないでしょうか。

それに加え、「良かれ」と思ってやることは、大抵良くない結果を招くものです。私自身、それを何度も痛感しています(^^;

蛍原さん曰く、宮迫さんはとても優しい方なのだとか。良かれと思って行動してしまう人は、優しい人が多いんだと思います。あ、別に自分が優しい人だとアピールしたいわけじゃないですよ?(笑)
ただ、良かれと思ってやる時は、喜んでもらいたいという思いの裏に、断られたくない、言われてやっても嬉しくない、という思いもあると思います。少なくとも、私はそうです(笑)

宮迫さんにしてみたら、「これ以上相方に迷惑かけられへん。自分の力であの場所に戻らなあかん」という風に考えていたのかもしれません。その為に、自分にできることを精一杯やろうと決めた。そして、「今までのように、自分が決めたことを相方ならわかってくれる」と思ったのではないでしょうか。


思い違いが進んだ結果

結果として、解散に至ったことで、それは間違いだったのかもしれません。独断で物事を進めずに、ちゃんと話し合って思い違いを解消していれば、『アメトーーク』に戻ることはもっと早くできたかもしれないし、解散することもなかったのかもしれません。蛍原さんだって、ゴルフのYoutubeを始めたのですから。

Youtubeを始めたことそのものよりも、関係性が変わってしまった中で、相談もなしに勝手に始めたことが、許せなかったんだろうと思います。

しかし、宮迫さんが言っていたように、何かをしなければ、自ら命を絶っていたかもしれないし、違う問題が起こることだってあります。

確かに解散するのは寂しいですが、【道楽家】として見たら、「そもそも解散は悪いことなのか?」と思うのです。本人たちや周りは望んではいないでしょうけど、幸せの形は人それぞれ違っても、形あるものの中に幸せはありません。解散するから不幸になるわけではなく、コンビでいるから幸せなのでもありません。解散したからこそ、もっと活躍したり幸せを享受できるかもしれないのですから。


せいをおかげに

常々、「せいをおかげに」と発信していますが、「せい」にしたくなるようなことがあるから「おかげ」にすることができます

闇営業問題があり、それは「せい」にしたくなる出来事だと思いますが、Youtuberになったことで命を救われ、夫婦関係も良くなりました。そして、新たな道も拓けたと思います。確かに失ったものは大きいかもしれませんが、そうしなければ得られなかったものもあると思います。一つの道が絶たれたおかげで、新たな道が拓けました。それはもちろん、宮迫さんが行動したからです。

望まない結果に至ったにせよ、宮迫さんが選んだ道を進んだことで、Youtubeと言う活躍の場を得たことは間違いありません。失ったものがあっても、道を進めば得られるものもあるということです。


変化に対応しなければ生きてはいけない

この放送を観たあとツイッターを見てみたら、蛍原さんを擁護し、宮迫さんを批判する声の方が多かったです。まぁ、SNSなんて無責任に好き勝手言う場なのかもしれませんが、他人のことをとやかく言っても、言いたい人の気が晴れるだけだと思い、私は【ウラヨミ】コラムを配信しました。

今の世の中、様々な情報が錯綜し、何が正しいのか、わかりにくくなっています。「風の時代になった」とか、「水瓶座の時代に移った」とか言われていますが、ここ数年で間違いなく世界は大きく変化しています。だからこそ、今までと同じような考え方や価値観でいたら、時代の流れについていくことはできないのではないでしょうか。

ある意味、今回の雨上がり決死隊の解散は、変化に対応できなかったことの象徴とも言えるのかもしれません。


いかに変化に対応していくか

問題が起こり、今までのようにはできなくなった。それでも今までと同じようになんとかしようとした結果、望まない結果となった。それは、宮迫さんはもちろん、蛍原さんにも言えることです。解散のきっかけは宮迫さんでも、コンビは一人でできるものではないので、蛍原さんにも原因はあります。蛍原さんは意外と頑固だそうで、意見を曲げませんでした。それが悪いというつもりはないし、どちらが悪いというものでもありません。

ナインティナインだって、岡村さんが問題発言をした時、矢部さんが公開説教をしましたが、その後はまた二人でラジオ番組をできるようになったり、絆は深まりました。

ナイナイと雨上がりの抱えた問題は違いますが、問題が起こったから悪いのではなく、変化に対応できなかったから解散した、ということだと思います。


コンビに学ぶ、夫婦の在り方

私自身、結婚して夫婦で暮らしていますが、いいことばかりではなく、問題も起こります。雨上がりのお二人を見て、自分自身も変化しないといけないなと強く感じています。本音をぶつけることは、簡単なことではありません。でも、そうしなければ、修正できるものもできなくなり、手遅れになって望まない結果になるかもしれません。そうなったらなったで、受け入れなければなりませんが、そもそも望まない結果を求めているわけがありません。

だからこそ、変化を乗り越えるためにも、しっかりと向き合って、話し合ったり思いを伝え合い、乗り越えていきたいものです。

放送の最後では、出川さんやフジモンが涙していて、私も涙ぐんでしまいましたが、誰も解散を望んでいたわけではありません。結果として解散になってしまいましたが、望む結果にたどり着くためにも、良かれと思って自分勝手に行動するのではなく、同じ方向を向いて、協力し合い、助け合って進んでいきたいですね。

失ってからでは、取り返しがつきません。宮迫さんは、蛍原さんの隣に戻ることを諦めないと言っていましたが、蛍原さんは言葉にはしないものの、そうなることはもうない、というような表情に見えました。

夫婦としても、離婚してしまっては、戻るものも戻りません。ドラマ『リコカツ』のようなこともあるかもしれませんが、まず失ったものは戻ってこないでしょう。失いたくないのなら、そうなる前に、気持ちを伝えたり、手を取り合っていきたいですね。


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