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息子の不登校から学んだこと

【その3】

 息子の不登校は、中学2年生から卒業まで続きました。

 1番本人が困ったのは、「学力」だったと思います。

 卒業後、県立の通信制高校に入学しましたが、
ほぼ中学に行っていないため
勉強内容について行けず、
「学習会」が、夜間に地域ごとにあっていましたが、
参加することもなく、3年が過ぎました。

 「学力」はもとより、「通信制」というシステムは
平日レポート(問題集を解いて出す)を提出し、
土日は学校に登校する‥‥と言うパターンでした。

 息子は、期限までにレポートを提出することが
難しく、昼夜逆転の生活だったので
週末に登校することも苦手でした。

 そこで見かねて、私から伝えました。
「何年かかっても、大丈夫な学校だからいいんだけど、
入学から3年たったから、同級生は卒業の年だから
そこは考えてね!」と。
それを聞いた息子は「ハッ!」とした様子でした。
しかし昼夜逆転は、なかなか治りませんでした。

 その後担任の先生から、提案がありました。
「○○○君は、毎日通う学校の方が、合っていると思う。
なので、定時制の高校をお勧めします!」と。

 『なるほどー!そこは気づかんかった。
そんな風に見てくれてたんだーーー♡』
と、感激しました‥‥。

 本人やや半信半疑でしたが、
それでも、このままではダメだ!
と、いう気になっていた様子で、
定時制高校へ行き、校長先生に「自分の意志でちゃんと通えるのか」 
と、問われ、意思表明を懸命にしていました♡

 それからは、学校が公共の交通機関では通いにくい
場所にあったり、色々課題はあったものの
何とか卒業出来、専門学校へと進学しました。

 通信制高校の担任の先生の提案がなければ
「高校卒業」は難しかったと思います!
(お礼の手紙を出すと、先生も本当に喜んでくれました♡)

 ※ちなみに娘は、通信制の私立高校をクリアー出来、
しっかり卒業できました!
その子に合った高校を選ばれるといいと思います♡

(また、高校に行かなくても、しっかり働いている子も
何人かいますので、『何がなんでも!』と、
思わなくて大丈夫です♡)

 今は、中学校の不登校などの学力不足を
高校が補ってくれています。

「義務教育」の内容は、出来れば不登校であっても
受けられる方法があればいいと思います!

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