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リユースビジネスにおける、メーカー・小売企業『ならでは』の戦い方とは?

こんにちは!
二次流通で、顧客とのつながりをつくる『Selloop』の新谷です。

今回は、新たにリユース事業への参入を検討している
【メーカー・小売企業】のご担当者様に向けて

リユースビジネスで、メーカー・小売企業「だからこそ」できる戦い方についてご紹介します。

現状、リユースビジネスには、沢山のハードルがあり
それを上手くクリアした大手専門企業やニッチな小規模企業のみが活躍している状況です。

しかし、『顧客との接点が新たに発生すること』『ブランドへの愛着が高まること』に着目すれば
大手でなくとも、十分にリユースビジネスで戦うことができます。

①顧客との接点が新たに発生する

新たに買取サービスを提供し始めるメリットとして
従来の新品販売とは別の「顧客との接点が新たに発生する」ということが挙げられます。

この接点をうまく利用すれば、顧客により頻繁に・より継続的に自社商品を購入していただくことが
可能になります。

例えば、買取の対価として自社ポイントやクーポンを配布したり
買取に際して自社商品のレコメンド情報を伝えることで
ユーザーに対してより頻繁に購入していただくことが期待できます。

また、公式の買取サービスを通してユーザーが買取価格を知ることができるので
新品を買う際も、再販可能性を考えて購入することができるという点で
ユーザーの購入の心理的ハードルを下げ、より継続的に自社商品を購入していただくことが可能になると考えられます。

さらに、この施策により、買取再販サービスに伴う費用は、新品販売のマーケティング費用を兼ねることになります。

一方で、買取再販サービスの収益性を考えると、新品販売の収益増加分を含めて評価できることになり、収益性の成立する可能性が高まると考えられます。

このように、新品販売(一次流通)とリユースビジネス(二次流通)を融合させるビジネスモデルは
メーカー・小売企業ならではの戦い方といえるでしょう。

② ブランドへの愛着が高まる

リユースビジネスに参入するメリットとして
「モノを売る」以外のサービスを提供することができるということが挙げられます。

それによって、ユーザーのブランドへの愛着を高めることが期待でき
顧客との継続的な関係性を構築に貢献します。

また、新たなブランドイメージを示すことができるので
新たなファン層を醸成していくことも可能です。

海外では、約60%の消費者が「リユース事業を展開しているアパレルブランドからより多く購入する」といったデータもあるほか、

アートとの融合など、リユースビジネスは自社の新たな一面を示すきっかけになるともいえます。

これは、大手企業では中々できない、小回りの利く施策として
メーカー・小売企業ならではの戦い方といえるでしょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は、リユースビジネスにおける、メーカー・小売企業『ならでは』の戦い方をご紹介しました。

Selloop』では、一般企業様におけるリユースビジネスの立ち上げを支援する
サービスもご提供しています。

ご興味のある方は、Selloop webサイトよりお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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