インターン学生の初日ぶっちのお話

遅刻、連絡忘れ、面接ぶっち・・・ と様々ある失敗やトラブルの中でやっかいで残念なのが初日ぶっち(= Day1ぶっち)。

学業、アルバイト、課題、恋愛、サークルといろいろ抱えて忙しい学生生活。日々優先順位は代わり、日々どこかで迷惑をかけてしまう事があるが、初日ぶっちは非常にコスパの悪い行為だと思う。

ミスや緊急の事は後になればなるほど、後戻りしにくくなるのと同じように、面接→合格→初日勤務とどんどん期待値が上がっていく中で初日はある意味「期待値の頂点」。その日に突然来れないというのはもっとも裏切られた感が高い日になってしまうということ。

◯心理的に以下みたいなケースが多いと思います。
相手を迷惑にかけたい訳ではなく、スケジュール管理ミスやいろいろ詰め込み過ぎ現象によって、
「行きたい気持ちとやめたい気持ちが戦い、そこに相手(会社やバイト先)へ迷惑をかけたくない気持ちが入ってきて複雑になり、結果として勤務当日に急遽後戻りできなくなる恐怖に襲われ、辞退する。」

私も学生をやってきており、こういう気持ちは非常にわかる。精神的に辛いこともある。時に逃げてしまった方が良い場合もある。

しかし逃げるにしても、辞退するにしても、相手からすると兎に角早く一報がほしいわけだ。

◯どうしたらどの一報ができるか?
昔インターンしていた時、社長が良く言っていたのは「決断は早く」。
その社長はランチタイムにどのメニューを選ぶときですら、口癖は「決断は早く」。わたしはテーブルに着席する前からすでに思考はフル回転、いかに早く最適な料理が出るかを考えざるをえなかった。

高校生の時にサイゼリヤでテーブルに着席した瞬間に、呼び出しチャイム鳴らす友達いましたよね?あれです。

上のは1つの例ですが、決断は早くする。この訓練は大切な解の1つではないかと思う。
今ある自分の状況の中で、最適な決断をしていく。これは日々の訓練が必要で、学生の方はぜひやっていただきたいし、役立つスキルになるのではないか。

本日期待していたインターン生が初日ぶっちをした。

もっと早く連絡してくれればよかったのに、もっと早く決断できるようになりますように。


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