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空を飛ぶ会話

 もし、空を飛べるのだとしたらどの形で飛ぶのが理想なのだろうか。

 鳥のように空を飛びたいと言いう人は結構いるが本当にその飛び方は理想だろうか、鳥にもよるかもしれないが結構大変そうだ、思ったより全然バタバタしていることが殆どだ。本来ならば虫の、多分トンボあたりの飛び方が理想なのかもしれないが、空を飛びたいなんて素敵な空想の話をしているときに一生懸命トンボについて力説するターンがあるというのは会話として大丈夫なのか?どうせ空想なのだからもっとロマンのある飛び方で飛んでみたいというものではないだろうか。

 そこで僕が考えた飛び方は瞬間移動で上空まで行き、落下してまた瞬間移動をするというものである。これを「空を飛んでいる」と表現してもよいのかという疑問で話もつながるし、何より絵面が面白い。「は?瞬間移動とかつかえるならそのまま目的地に行けばよくね?」と思った方、今空飛ぶって話してんだからそんな話してないだろ、ん?
 「そもそも、瞬間移動なんて出してきたら趣旨かわって来るだろ」思った方もいるかもしれないが、そもそも空を飛びたいなんて会話に趣旨なんかあるのか、一体僕はどこまでをこの会話の範囲とすればいいのかこっちが教えてほしい。

 つまり僕はですね。先生「空に羽ばたいて行きたい」なんて歌詞に全く共感できないから歌わなかっただけなのであまり怒らないでほしいということです。

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