見出し画像

一刻も早く競争から逃げよう

こんにちは!
CANです🪽

やる気などない。あるのは夢と目標と締切だ。まず手をつける、やる、やり続ける。ガソリンは締切。同時に「悪魔のような繊細さ」が必要。夢は叶えてから語れ。
#基本のき

さて。
今日は『一刻も早く競争から逃げよう』というテーマでお話したいと思います。

俯瞰的に見て競争を避ける大切さ

「まもなく、あらゆるコンテンツは売れなくなる。」

こう感じたのは、自分が小説家になろうとしていて、どのようなテーマの小説が売れるのか、何をしてはいけないのか、そもそも現代のコンテンツ市場はどのようになっているのか、などと調査し、考えていた時にふと思ったことである。

もう何万回もこの議論はされていると思うが、今一度、そのことについて理解を深めると同時に、共有しておきたい。

インターネットが全世界で繋がり、パソコンやスマホが普及しきる前まで、とりわけ初期は、コンテンツはどんなものを出そうとも飛ぶように売れた。

なぜなら、希少価値が高かったからだ。希少性こそ価値の本質である。ダイヤモンドがその辺にコロコロ転がっていたら、婚約指輪のダイヤモンドの価値はない。

この観点から、インターネットがほぼ全員に行き渡り、誰でも情報発信ができる中、一般的な情報の価値(ニュースを含む)はほぼなくなり、アマゾンの奥地の生物の情報や、珍しい文化の情報など、知っている人が少ない情報に価値が出始めた。

同様に、コンテンツも、初期は「ブログで稼ぐ方法」「Twitterのフォロワーの集め方」「Youtubeの収益化のノウハウ大全」などの稼ぐ系のコンテンツや、ライトノベルを含むなろう系小説、YouTuberのエンタメ系のコンテンツなど、ありとあらゆるコンテンツがネット上に溢れ、今もそのクオリティは上がっている。

このような状況を俯瞰した上で、この中に入っていくのは無謀だと思った。もちろん、ニッチな部分を狙えば勝てる(稼げる)かもしれないが、そんなしょうもない人生はゴメンだ。

やるなら圧倒的に「個性的」で、圧倒的に「新しい」作品をつくり、圧倒的に稼ぎたい。それは自分が最低限生きていくための資金にするためでもあり、稼いだ大きな資金で、この停滞ムード(なんとなく暗い未来)の日本や世界に革命を起こすためである。

本当は、お金を稼いでいる人たちがやってほしいところだが、徳がない人が多過ぎるというのが僕の感想だ。

とにかく、理想論はこの資本主義でとりあえず勝ってから言えという雰囲気なので、そうします。
覚悟しておいてください。資本主義に取り憑かれた皆様。

まあ、資本主義がこの世界をここまで発展させてきたのは事実なので全否定はもちろんしませんが、あまりにも徳がない人が多いことにがっかりしています。

話が大きく逸れたので戻します。
とかく、あらゆるコンテンツは売れなくなってきている。売れているのはごく少数の古典作品や大企業が莫大な資金を投下して圧倒的なクオリティに仕上げたコンテンツです。

ノウハウ系はスピーディーで小銭稼ぎが得意な人との競争になるし、クオリティの高いエンタメは大企業同士が鎬を削っている。

ここで、ノウハウ系コンテンツは比較的参入障壁が低く、レッドオーシャンになりやすい一方、エンタメ系コンテンツは大手が資本を出してやり合っているだけで素人はなかなか手を出さない。

数だけでいうと、エンタメで勝負すべきなのだ。ただ、注意点としては、いわゆる映画などの映像で勝負してはならない。そんなことをしても、まず負けが確定する。

大事なのは頭を使って、「物語」や「世界観」を「時間をかけて」作り込むことだ。
「物語」や「世界観」は大企業も誰もコピーできない(著作権法で守られている)。

お金がないなら、大企業ができないことに時間をかける。これは弱者が取るべき鉄則である。

時間をかけて、悪魔のように緻密に、繊細に練り上げられた世界観と物語を持って、大手の出版社や映像制作会社に売り込みむのだ。オークションにかけるのが望ましい。なお、契約にこぎつけた場合の権利に関する契約は血眼になって確認、交渉しなければならない。

そうでないと、利益を全て配信会社に持っていかれ、血と汗を注いで生んだ作品と過去の時間が全部おじゃんになるからである。

ちなみに、大ヒットした「イカゲーム」をつくった脚本家は「権利」に疎く、Netflixと不利な契約を結んでしまったため、利益はあまり享受できなかったらしい。

作品を作り終えた後の先々の話だが、クリエイターにとって最重要事項なので、常に頭の片隅に置いておくべきだろう。

ここまでをまとめると、

①エンタメ系コンテンツ(小説、脚本)を創るべき
②時間をかけて「世界観」「物語」を作り込むべき
③権利についての勉強は必須

という感じだ。
じゃあ「世界観」「物語」ってどうやって創るのよ、となるが、これはもう過去の作品等を参考にして、要素を分解し、自分で作っていくしかない。

もちろん、新しい自分の視点も入れながら。
そのためには、過去の作品を大量にインプットして、アウトプットする練習をして、アイディアを時間をかけて貯めていかなければならない。

果てしない作業だが、こうすることで、今までにないオリジナルの「世界観」「物語」をようやっと創ることができるわけだ。

やるべきことは見えているのでやれないことはないだろう?あとは当たるまでやり続けるだけだ。もちろんやれる。楽しみながら行こう。

最後に、ロバート・ベンチリーの残した名言で終わりたい。

『自分に執筆の才能がないことに気づくのに15年もかかった。でもその時すでに有名になっていたので、私は辞めることができなかった』

僕は理想の夢をあきらめない。
信じ抜く。あなはたどうだ?

Can you do it?
Yes, you can!

できるよ。あなたなら。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?