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若年妊娠の実話 in Ghana ③

私は西アフリカの国、ガーナ共和国在住。

ここで性教育を中心とした活動を行なっている。

これは私の友人に聞いた、本当にあった話。

というか、本当に“今”起きている話。

前回までの話

若年妊娠を経験した中学生

前回登場した女子中学生のその後。と言っても、現在進行形の話。

彼女の姉は学生でないため、彼女の赤ん坊の子守りをしながら水を売り歩いている。

彼女は元いた中学校で学習を継続。

出産前後はしばらく学校を休んだけれど、その後は登校を開始した。

若年妊娠を経験した高校生

高校生でももちろん若年妊娠を経験している子がいる。

赤ん坊を背負って登校して、近所の食堂で働く家族に子守りをしていてもらう。

休み時間になると授乳をしに食堂へ高校生の母が戻ってくる。

在学中の妊娠に対する考え

私の知り合いの校長先生に話を聞くと、「出産前後は休学するけど、その後は復学できるようにサポートする」と教えてくれた。

彼曰く、学習を継続することは、その生徒の将来だけではなく、その生徒の子どもにも影響が出てくるからだそう。

仕方のない場合には、赤ん坊と一緒に通学し、必要な時に授乳をしてもらう。

そんな体制も整える必要があると考えているそう。

しかし、若年妊娠を防止するための教育を怠ってはいけないと話し、起きてしまう前にできることはあると教えてくれた。



続きは、「若年妊娠の実話 in Ghana④」へ。
次回は、ガーナでの中絶の話。


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