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息子の塾無し受験

息子がこの地域の中学校に行きたくないと言い出したのは、小学4年の頃です。
小学校のメンバーに、後少人数の学校が合わさった中学校は、ほとんど今の状態と変わりませんでした。
それなら、私立の中学に行くしかないね。と、
中学受験をすることになりました。

市内には、進学校の私立中学があり、そこに行ければ良いよね。と、気軽に考えていました。
その頃、東京に住む息子と同級の従兄弟が入塾テストをしたので、やってみたら?とテスト用紙を送ってくれました。
それで、どんな勉強をすれば良いのか少しわかりました。

では、5年生になると何をするのが良いのか、
先ずは、5年生の内に、6年生で習うことを終わらせれば、6年で、受験勉強ができるとなり、本屋で、問題集を買い、Eテレで、6年の授業番組を録画して、先取り学習を始めました。(我が家はEテレ大好きです)

Eテレお世話になりました❗️

それでも、不安はあります。
夏休みに家から1時間掛かる有名「塾」の体験会が、市内でありました。
3日ほどでしたが、参加させました。
テストや、模擬授業などあったのですが、最後に、塾の方から「息子の成績だとうちの塾で学べば、良い学校に入れる力がありますよ」と、言われ、息子にどうするか聞くと、遠いので行きたくない。自分のペースで勉強できないから要らない。となって、塾は行かない事になりました。
人それぞれ、向き不向きがあると思います。
息子は、塾に向いてなかったと思います。
習い事も一つもしなかった子でしたから!

そうして、5年生の間に小学校で学ぶ事を終え、6年で、受験勉強をしました。
5年の途中から、ある塾の月1回ほどの全国テストに、外部からでも受けられるというので、たまにテストを受けて、学校判定を調べました。
また、そのテストで、弱い所をチェックして、
強化していったのです。
東京の従兄弟の塾のテキストも買って、送ってもらって、書店では足りない問題集を補いました。
そのうち、志望校も徐々にレベルアップしていきました。

こんな感じの算数

最初に行くつもりだった学校は、「特待」をもらいました。しかし、その上のレベルの学校に合格する事ができたのです。
勉強していくに従って、行きたくなった学校でした。
学校迄は、家から1時間半以上掛かるとこでしたが、息子は喜んで通学しました。
本人が、楽しんで勉強して、合格した学校だったので、行かない手はありません。
6年間、喜んで通学しました。
通学には、電車と、バスにも乗って行かないと行けませんでした。

6年間、車で駅まで6キロ以上、15分は掛かる道を送り迎えした私も、大変でしたが、迎えに行くと帰りの車の中で、学校の事を、色々話してくれる息子に癒され、息子も反抗期も無く育ってくれて、良かったなと思っています。

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