【質問】
30代後半の男性の相談です。
20代の交際相手の女性に「結婚するなら、自分の名字にして欲しい」と言われました。
女性はひとり娘ではなく、単純に「名字を変えるのがめんどう」らしいのです。
彼女を逃したら、もう結婚できないかも、と男性は思っています。
男性は、自分の名字を変えて、彼女と結婚するべきですか？

【回答】
結婚における名字の変更は、カップルや個人にとって非常に個人的な意思決定です。どちらの選択が正しいかは、あなた自身の価値観や感情によって異なるでしょう。以下に、考慮すべきポイントを挙げますが、最終的な決断はあなた自身が下す必要があります。

1.パートナーとの関係の重要性
あなたにとって、彼女との関係が非常に重要で、将来を一緒に歩むことが望ましいと感じるのであれば、彼女の要望を受け入れることは良い選択かもしれません。結婚は相手とのパートナーシップを築くことであり、お互いの意見や希望を尊重することも重要です。

2.自分のアイデンティティ
自分の名字は個人のアイデンティティや家族のつながりとも関連しています。あなたが自分の名字に強い愛着を持ち、それを変更することが難しいと感じるのであれば、自分の名字を維持することも理解できるでしょう。結婚後も自分自身を大切にすることは、幸福な関係のためにも重要です。

3.名字の変更の影響
名字を変更することは、日常生活や法的手続きにおいて一定の手続きや手間が必要です。その手続きや変更に伴うストレスやコストを考慮する必要があります。また、名字を変更することで、あなた自身や家族とのつながり、職業上の関係、個人的な文書などに影響が及ぶ可能性もあります。

4.長期的な見通し
結婚は将来を見据えた重要なステップです。名字の変更に関して、あなたがどれほどの重みを感じるか、そしてそれが将来の関係にどのような影響を及ぼすかを考慮する必要があります。もし、名字の変更が将来の幸福に重要な要素であると感じるのであれば、その選択をすることも検討してみてください。

最終的な決断は、あなた自身が自分の幸福を追求するために下すべきです。パートナーとのコミュニケーションを大切にし、お互いの感情や意見を尊重しながら、将来のビジョンやアイデンティティについて真剣に考えてみてください。

【感想】
今回は、いわゆる、
「選択的夫婦別姓制度」

つまり、
「夫婦が望む場合には、結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の氏を称することを認める制度」
この制度ができれば、問題はない。
それぞれが自分の名字を名乗ればいいだけだから。

今回はそんな大きな話ではなく、
「女のわがままを、どこまで許すか」
これです。

個人的な経験から、結論を言ってしまえば、
「女のわがままには、勝てない」

あれ食べたい、これ食べたいから、
あれ買って、これ買って、
こうして欲しい、ああして欲しい、などなど…
「女のわがまま」
は数あれど、
これに勝てた記憶がほとんどない。

ただし、その程度の「わがまま」なら、可愛いほうだろう。
今回の質問の彼女、悪い言い方をすれば、
「結婚してあげるから、あなたが名字を変えてね」

これはさすがに「わがまま」のスケールが違う。
男にとっては、完全に一生の問題になる。

と、あえて防波堤を作ってみても、
たぶん、相談の男性は名字を変えて、結婚するだろう。

最初の結論どおり、
「女のわがままには、勝てない」
となるような気がする。

解決策について、逆説的な言い方をするなら、
「わがままな女とは付き合わない」

ただ、世の女性たちは多かれ少なかれ、わがままなので、
「女のわがまま」は、
男性にとって
「永遠の課題」
とも言える。