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一人じゃないから大丈夫

休職してもう少しで1ヶ月。症状は良くなっているのか悪くなっているのかわからない。毎日なんかしら涙が出る。そして安定の、不眠。

体を動かしても、正常な睡眠が取れない理由はなんなんだろうか。脳みそが疲れれば眠れるのだろうか。もちろん処方されている睡眠剤は継続投薬中。

眠れない中で何を考えているかというと、どう働き、どう生きていくか。この堂々巡りの夜です。私には目指している理想の生き方があるんです。


<理想の生き方>

・文筆家としてどこでも働ける自分になる(年老いても働きたい)
・孤独は恐ろしいので、誰かの喜びや楽しさにつながるような活動がしたい
・近くに家族がいる(私は現在一人暮らし)
・たくさんのお金はいらない。けど周囲に安心をしてもらえるだけの蓄えと投資ができる状態を保つ
・いつでもどこへでも取材に行ける
・動物(わんこ)と暮らす
・人と人を繋げる働き方がしたい
・自然と共に生きたい
・基本自由
・ちゃんと「生活」をする(料理したりDIYしたり、薪割ったり、火を起こしたり)

と、東京に長く暮らしている私は、考えや行動の自由を求めるあまりこの結論にいつも達する。そして、自然と地元を渇望している。地元は自然が多い。そして東京と温度差がある。そこにこそまだ未開拓の市場があるはずだ。

結局孤独は怖いし、一人で生きる自信なんてさらさらない。経済的にも不安定極まりない(私は10年ほど同棲をしていたことがある。あの時は楽だったな…。当時の彼に感謝)

これ、ご存知です?あと9年後にはこういう状況ですよ。まぁ、国ではなく、民間でなんとか解決しようという人たちがたくさんいらっしゃるので大丈夫じゃないかなーとは思ってるんですが。

日本人が少なくなればなるほど、ローカル経済圏が際立ってくるでしょうし。

<これからのローカル経済圏>

少し前に、地元の行政に声をかけていただき、イベントにちょこっとだけ登壇したことがありました。その時思ったのはやっぱり、ローカル経済圏がこれからは大きくなっていくだろうなってこと。一人一人の価値創出を持って、その地域での経済を回す。さらに、その価値創出を海外へも進展させる。その軸となるのはおそらく一次産業。その土地にしかない農作物や工芸品が、大きな価値となる気がしています。

だからこそ、自分もその経済圏に属すことができるだけの力をつけたい。今はそう思ってるんですよね。

<理想の生き方をするための逆算思考>

その経済圏に必要とされる人材になって、理想の生き方を実現するためにはいくつかしなければならないことがある。

・ファイナンスのリテラシーを身につける(独立するまでも必要)
・ライティングと取材力の力をつける(私の特性を伸ばす)
・対話力(これも特性)
・人とのつながりを仕事で作っていく(仕事のつながりも)
・ふっかる(いつでもどこでも行きます。余白)
・体力維持(ふっかるでいるために必要)
・蓄え(余白)
・さまざまな知識と経験を積む(若い人たちともたくさん話したいから)
・55歳まで年収1000万つくれるように自分の市場価値を高める(もしあかんってなった時、自分でなんとかできる)

この生き方を実現するには、地方に移住して転職するだけでは無理。プラス自分の価値を高めるための副業は必須。その土台を作るための経験を2年前から始めている。こればかりは人とのつながりからもたらされていることもあるので、ご縁は本当に大事よね。

当面の目標は、フルリモ、副業OKの東京の企業に転職しつつ、地元で暮らす。固定費を抑えつつ、貯蓄と投資に回す。地元での方が人って繋がりやすいと思っている。

この目標、マジで叶えたい。と、休職中はこんな計画を立てることしかできないけれど(副業も休止中)、今年中にはこの目標実現したいですな。

少し前にご縁あって面接まで漕ぎ着けた上場企業のデジマの部長に、「定量で伝えることと逆算思考はマジで大事。意識して」と面接なのにアドバイスを初っ端から投下してくれた。感謝です。

休職中は、メンタル面も経済面も不安が馬鹿でかいので、こうやって未来への妄想(あくまでも妄想)をするのが安定剤の一つになっている気がする。あと、人に受ける言葉も。

今日は会社の人事の人と電話面談。結局電波が悪くてチャットになったのですが。電話で話すのがまだ怖いなー。声ちっちゃくなっちゃうなー。

その人に「私は求められるレベルに達するために、必死で仕事をしたけれど、負けたんです」と伝えました。

彼は「私はrurutaroさんが負けたとは思っていません。人には谷や山があります。今は谷かもしれません。だから負けていないんです。人生はまだまだ長いので、じっくり休む時なんです」と言ってくれました。

人事としての仕事柄、そういうテンプレかも(いつも斜に構えてすみません)しれないけれど。言葉ってすごい。

休職に入って、人の言葉や励まし、助けてくれる人にいつも泣いてしまう自分がいる。申し訳ないのと情けないのと、ありがたいのと。

その中で一番近くにいてくれる人が言ってた。

「一人じゃないからね。大丈夫だから」

いつの間にか人を信用できなくなっていた自分は、前々からその人が言うこの言葉、嘘だろって思っていた。けれど、本当だった。

本物の信用とか信頼っていうのは、自分が本当に苦しい時、助けて欲しい時こそ生まれるんだな。


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