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バイオフィリックデザインについて

先日開催されたオンライン勉強会「お客様の心を掴む店舗作りの秘訣第3弾」ビジュアルマーチャンダイジングについて、僕もコーディネーターであり一受講生として聞かせていただいたんですが、とても勉強になりました。

参加者がお花屋さんとか植物周りの方が多かったのでどちらかというと内容や具体例が植物とかお花に関して絞っていただいてたっていうのもあったんですけど、その中で出てきた「バイオフィリックデザイン」。
これについてのお話が非常に個人的には興味深かったので、今日はそのことについてお話をしたいと思います。

バイオフィリックデザインの興味深さ

バイオフィリックって聞いたことある方はいるかもしれません。特に建築とか設計やってる方なんかはもう当たり前のように知っている言葉かもしれませんけど、簡単に言うと「人間は本能的に植物との共生を求めている」ということです。もう本能的に求めちゃってるんですね。バイオフィリックっていう言葉は自体は知らなかったですけども、僕はこれは「まあそりゃそうだよね」ってストンとなんか腑に落ちるお話でした。だから今はオフィス空間にグリーンを装飾しようとか、あとGAFAですね。こういったメガ企業のオフィスもグリーンが必ず配置されているとか、そういう時代ですよというお話だったんですが、植物に関わる者としては「ようやく来たか」って感じですよね。
やっぱりこの植物への関心というのは年々高まっているように感じています。だから、花卉園芸業界としてはこのチャンスは絶対につかまなきゃいけないと思いますし、一方でだからこそ参入してくる企業さんもたくさんあるかもしれませんね。そんな時に大資本の企業に全部掻っ攫っていかれちゃわないように、小規模事業者だからこそできる立ち位置っていうのも確立しなきゃいけないなとかいろいろありますけども、ちょっと話し外れそうなので、バイオフィリックデザインの話に戻します。

「本能的に人間というのは植物との共生を求めている」と。
だからなんでしょうけども、クリエイティブの世界でとある大学の研究結果があるみたいで、「植物がある空間。自然ですね。人工的なものでなく本来の自然環境の中でクリエイティブな作業をすると、クリエイティビティが50%増加するというデータがどうやらあるそうです。50%も増加するんですか!すごいじゃないですか!やっぱりその人が持っているその才能っていうのを発揮できる環境は、やっぱり自然に囲まれた環境っていうことですよね。ということであればそれが本当にそうなのであれば、クリエイターは都会で仕事しないで田舎においでよって感じですよね。気づいている人っていうのはもうすでに移住して仕事している方もいますし2拠点生活している人もいますよね。ただ、それをもっと加速させたいなってやっぱり思いましたし、僕個人で言うと僕が住んでいる家の周りっていうのは一つの集落みたいなとこなんですけど、基本人はもうどんどん減ってます。子供もうちの一番下の息子3歳の息子になるんですが、同い年の子なんていないですしね。男の子もいないそういった集落なんですよ。多分近い将来通っている小学校も統合になることが相当堅いんじゃないかな。
人口が増えるってことは、もうどこの地域も日本全国でなかなか望めないので、遊牧民みたいにいろんなところに移動して生活するっていう人は一方で増えていくんじゃないかと。その時の一つとして僕みたいな住んでいるエリアで自然はありますから。家もありますから。そこを有効活用していただくようなね仕掛けっていうのは何かやっていきたいですよねー。
で、その特典としてその地域でとれる農産物とかお米を、どうぞ食べてくださいとかね。多拠点生活のプラットフォームサービスみたいなもすでにありますけども、ああいったサービスやっぱ素晴らしいなと思います。世界も広がるじゃないですか。いろんなところに行くとその一つとして僕が住んでいる地域もなんかうまく活用していただけるような場所にしたいなーっていうのはやっぱりすごく感じますよね。

バイオフィリックデザイン、バイオフィリアという考え方。
すごくそこは紐づきました。
ぜひ無機質な環境でお仕事している方がいたら、ぜひそのオフィスの中にお花やグリーンを飾ってみてください。

それでは今日も元気にがんばローズ🌹

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