見出し画像

Joyの複業日記 第3号 成功へのはじめの一歩はただ始めるということだ

こんにちは。複業家のJoyです。

今回は、「成功へのはじめの一歩はただ始めるということだ」というタイトルで、始めることのメリットと、すぐに始められない人が抱いているいくつかの誤解について書きたいと思います。


〇小さな雪玉をセットしよう

私は常々「とにかく始める」ということを推奨しています。それは、一度行動を起こすとそれ以降、知識やノウハウがまるで複利のように増大していくことを身を以て経験しているからです。

行動の最初の一歩を私はよく「小さな雪玉」に例えます。いびつな形であれ、少々泥が混ざっていても構わないから、とりあえず作って目の前の雪道を転がす。それが早ければ早いほど、時が経つにつれて雪玉は大きくなっていきます。雪道が平坦であれば良いですが、時には上り坂もあります。慣れてくれば下り坂を見つけて、放り投げておけば勝手に大きくなっていくこともあるのです。

例えば投資を始めたければまず証券口座を作ります。これで小さな雪玉はセット完了。そのあとは、ニュースを見ていても、本を読んでいても、人と話していても、投資に関連する事象が無意識のうちに耳目に飛び込んでくるはずです。

頭の中にモヤモヤを作っておくと、そのあと日々の生活の様々な場面で勝手にリンクします。その感覚を味わうには、まずは始めるしかないのです。

○始められない人の様々な誤解について

ここからは、始められない人が抱えている様々な誤解について、複業家としての考えを交えながら解消していけたらと思います。

①「始めるためにはまず何かを学んでからだ」という誤解

「まだ知識が足りないから、きちんと準備して、完璧な状態になってから始めたい。」

こういう人は、数年間の準備期間で他のことに目移りしてしまい、結局実行することはないでしょう。この先どんなスキルが必要になるかも分からない中で何を準備するつもりですか?そして、完璧な状態はどんな状態を指し、それはいつやってくるのですか?

結局のところ始めるのに最適なタイミングなど一生やってこないのです。今持っているスキルやツールでとりあえず行けるところまで行く。壁にぶちあたってから初めてその分野を集中して勉強し、また行けるとこまで行く。とにかくこの繰り返しです。崖から落ちながら飛行機を組み立てるのです。

行動や学びには常に、「今から始めても遅いのではないか?」「途中から学んでも意味があるのか?」という迷いが付き纏いますが、気にせず始めることです。始めるのに最適なタイミングなどいつまで経ってもやってこないので、今、始めたその時があなたにとっての初めどきなのです。

②何か始める時には他の何かを捨てないといけないという誤解

何か1つ新しいことを始めると、これまでやってきたことが疎かになってしまうのではないかと考え、これまで取り組んできたことを一旦整理しようとする人が多いですが、その必要はありません。

人間は普段から潜在能力の数%しか活用できていません。例えば、複業をする際に使うのは普段ほとんどの人が全く動かしていない「複業筋」であって、日常的に使っている主要な筋肉にさらに鞭打って動かすわけではありません。超一流のプロスポーツ選手など、常に自分の限界を突破し続けるような一部の人をのぞき、その他大勢の一般的な人間にとって新しいことを始めるというのは、眠っていた潜在能力を引き出すことにしかならないのです。これ以上成長の余地がない人間なんてほとんど存在しないので、複数のことを同時並行で行うことで生まれる相乗効果の方を期待すべきなのです。

また、あなたは1つのことに集中して取り組み、他の誰よりも結果を出せるほど優秀な人間ですか?そうではないなら、既に持っている手札を一枚も減らすべきではありません。

例えば複業は、本業も家庭も全てを完璧にこ
なす100点満点の人が手を出すべきものではありません。複業は、本業も家庭も20点の人が取り組むべきものです。20点を5つ掛け合わせて100点を取りに行く。それが弱者であり臆病者である複業家の思考です。可能性の芽を捨てず並行して新たに挑戦する。複業思考を持ちましょう。

③始めたら続けなくてはならないという誤解 

複業家にとって、物事を始めるハードルはとても低いです。なぜなら1つが失敗に終わっても、その他のどれか1つが成功すればいいと考えるからです。複業家は、複数のことを小さく始めて、偶然軌道に乗ったものをさらに大きくするという思考回路を持っているため、「これを必ず成功させなければいけない」といったように追い詰められるようなことはないのです。つまり、始めたら続けなくてはならないなんてことは無く、やってみてうまく行かなければ辞めてもいいですし、たまたまうまくいった場合それをさらに育てていけばいいのです。複業家は、数打ちゃ当たるの精神を持ち、1つダメでも他があると考えるのです。

だからこそ、サラリーマンが何か始める場合、退職してから本気出す!では絶対ダメなのです。そういう人は辞めてからも絶対にやりません。サラリーマンと並行して小さく始めたものが、両立できない規模、食べていける規模になってから考えても遅くないし、大体の人はその規模まで継続できないので、まずは今取り組んでいることを辞めずに、逃げ道を残したまま新しいことに手を出すべきなのです。

「成功へのはじめの一歩はただ始めるということだ」

今回は、今始めることのメリットと、始められない人の誤解について書きました。

もしこのnoteを気に入って頂けましたら、「スキ」を押して頂き、シェアして頂けると大変励みになります。ご意見やご感想はぜひ私のTwitterアカウントまでお寄せ下さい。また今後も定期的にnoteを更新していきますのでフォローしていただけますと嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?