恋をするか？ビリヤニを食べるか？
惑星にはその2択しかない

以前間借りカレーの新星として
「東京おっこい堂」を
ご紹介させていただきました。

その後、数カ月しか経っていませんが
その魅力にコアなファンがついて
人気のカレー屋さんへと
成長しつつあります。

そんな東京おっこい堂さんが初の
ディナーコースイベントを開催する
ということで行ってきました。

開催場所はいつもランチを提供している
方南町にある「玄六 」。

夜はまた雰囲気が変わりますね。

店頭には「カレー惑星ビリヤニナイト」の張り紙。

一体どんなコース料理が
提供されるのでしょうか？
全く想像がつきませんが・・

カレー惑星ビリヤニナイトの
スタートです！！

スパイス先付

ふぁ～！冒頭からすごいの出てきた！

一見これがスパイス料理？
な、見た目。
まるで料亭に来たみたい

右のお皿から

上から時計回りで白身魚ボルタ、
八幡巻き、あん肝、白和え、八頭

さりげなくスパイスが使われた和食たち。
全体的にパンチは少なめですが
白身魚のボルタは辛くて
マスタードオイルのツンとした
香りがあって好みでした。

スパイスがほんのり効いたあん肝や
ドライなグレイビーをまとった里芋など
全部丁寧繊細なお仕事！

左のお皿は

ハスの実とミニトマト、
ケールとブロッコリーを
掛け合わせた葉っぱなどが
乗ったサラダのようなものに
別皿で出された赤貝のお刺身を乗せて。

それぞれの素材の味が生き生き
としていて柚子の香りがほわんと。

百合根がんも入り
豆乳のダル

うわ！これ美味しい！

豆乳の優しく温かいスープに
ピリッとスパイスのアクセント。

そこにシャキシャキとした
百合根の食感とカリほわっな
手作りがんもが浸って
ほっこりうれしい和風カレースープ。
幸せしかない。

コチのマサラ昆布じめ

淡白なコチにほんのり
昆布とマサラの味わい。
日本酒と一緒に口に含むと
ねっとりとした旨味が
広がって至福～～

カレー惑星ビリヤニ

来ましたっ！
今日のメインディッシュ！
なんだか今まで見たことないような
ビリヤニが出て来たぞっ！

マトンとビーフの入ったビリヤニに
鰤のカレーがかけてあります。

未だかつてマトンとビーフを
一緒にビリヤニにした人は
いたのでしょうか？
（いたかもしれません）

食べる箇所ごとに味が違うのが面白い！
野性味あふれるマトンの味がしたかと思うと
上品なビーフの味、
そこに鰤の濃厚なカレーの味わいが
プラスされて脳内宇宙旅！
まさにカレー惑星ビリヤニだ！！

最初は優しい味って思って食べ進めると
じわじわと辛さが広がります。

そんな時にお出汁が効いた
ミニトマトとチビ椎茸のピクルス
を口に入れると
サーっと浄化してくれます。

ココナッツブランマンジェと
バジルとパイナップルのソルベ

ブルンブルンで
ココナッツの風味がたまらない
ブランマンジェに
さっぱりとしたバジルと
パイナップルのソルベ
すっきり美味しい～～

お酒たち

この日のドリンクのラインナップはこちら！

ユアポテが飲みたかったのですが
この日は用意がないそうで

乾杯のハイボール

竹雀のすっぱ郎をいただきました。
酸味がある日本酒のようですが
そんなに酸味は感じず
スパイス和食によく合いました。

どれも斬新なアイディアで
楽しくおいしかった～

これをまだ飲食の経験の浅い女性が
一人で作り上げているとは末恐ろしい。
しかも美人！

正直、成熟したレストランと比べると
甘い部分はなくはないのですが、
ポテンシャルの高さはここ最近の
間借りの中ではピカイチなのでは
ないでしょうか？

奇しくもこの日は八丁堀で
waccaのプレオープンがありました。
waccaも和食材を扱った
スパイス料理が特徴ですが、
おっこい堂さんはいつかwaccaさんにも負けない
東京を代表する和スパイス料理のお店に
成長するのではないかとにらんでいます。

東京おっこい堂さん、
応援していますYO！

冬の夜空を見上げれば
恋する惑星光ってる
これが全部ビリヤニだったらいいのに
（クリストファー）ドイルもびっくり
恋する？恋しない？
ビリヤニ食べたい
そうよ、今日が
カレー惑星ビリヤニナイト記念日
ながっ