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自己効力感の4つの源泉

自己効力感という言葉がある。これは自分が世界に対してどれほどの力を持ちうるかの感覚で、これが高いほど幸せになりやすいという研究もある。

私自身、海を割れることを確信できるほどの自己効力感があればなとは思うのだけれども、決して高い方ではない。そういうわけで今回、自己効力感は何が原因で作られるのか、といったテーマの論文を読んでみた。

Sources of self-efficacy in school: Critical review of the literature and future directions
学校における自己効力感の源泉: 文献の批判的レビューと将来の方向性

この論文では自己効力感の定義から測定方法まで様々なことが記されているのだが、中学生レベルでは自己効力感を評価するのに都合がいい4つの要因があるという。

一つは達成経験(なにかにチャレンジして達成できた経験)、2つ目が社会的説得(褒められ経験)、3つ目が代理経験(自分に近い人が成功した様子を見ていること)、4つ目が心理生理学的経験(ドキドキしたり、緊張したり)。

こどもを育てる上でいろいろ考えることがあるなあ、と思う。

Q: 自己効力感は成人になってから変わりうるのか?

明日目を通す論文:
Creative self-efficacy development and creative performance over time.
クリエイティブな自己効力感の開発とクリエイティブなパフォーマンスの経時変化。

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