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1月やりたいことビンゴを作ってみた



とてもおもしろいアイディアだ。
名づけて「人生ビンゴ」だそう!

作成者の漫画家「うえはらけいた」さんは、1年の抱負、やりたいことを毎年ビンゴ形式でつくっておられるそうだ。

たのしそ~う。
私も真似してみようかな。



とはいうものの。
1年分のビンゴにすると、「迷う」「絞れない」「ビビり」の特性を合わせ持つわたしには、一生マスを埋められなさそうだ。

この1年でやりたいことは、手書きノートの方にリストアップしたし。

それをもとに、「1月のやりたいことリスト」をビンゴにするならできるかも。
なんか、Canvaにテンプレートがあった気がするな。


そう思いたって、作成した「1月やりたいことビンゴ」がこちら。

1月やりたいこと、どどーん。


幸い、オシャレでかわいいビンゴカードのテンプレートがすぐ見つかり、埋めていくだけでええ感じになった。
Canvaって、すご~い。

ただ、ビンゴを作るのは簡単だったのだが、マスを埋めていく過程で、何度か手が止まるときがあった。


当たり前だが、ビンゴなので、3つのマスが「たて・よこ・ななめ」のどれかにそろってほしい。
というか、そもそもマスがちゃんと埋まっていってほしい。

そのためには、マスに書いた内容が、きちんと「達成される」必要がある。


この「達成される」かどうかの見極めができる内容でなければ、ビンゴの中には書けないのだ。
つまり、ものすごく「具体性」がいるのだ。
当たり前だけど。

作者のうえはらさんも、「達成したかどうか明確にわかる書き方をすると作りやすい」と説明されている。
「痩せる」「勉強する」とかより、「体重〇kg」とか「〇〇の資格をとる」とかがわかりやすいと例をあげている。


それを考え出すと、途端にいくつか思い描いていた「やりたいこと」が書きにくくなって、手が止まってしまった。 


例えば、「野菜を食べる」とか。
いつ、どのくらい、何を、どう食べるんだい。

食の偏りが気になったので、「野菜を中心にバランスよく食べたいなあ」ぐらいのニュアンスで持っていた目標。
ビンゴに書いてしまうと、達成or未達成が判別しづらい。

かといって、「毎日人参を食べる」とか「週に一回野菜スープ」とか書くと、買い物や料理へのプレッシャーが怖くて書けない。
只でさえ、育児に追い込まれているのに。
己の作ったビンゴにまで追い立てられるのは嫌だ。

まあでも、「週に一回野菜スープ」くらいならできるかもしれんな。
と、書きながら迷いだす。

いや、まあまあまあ。
あまり「できるかもしれんな」くらいのテンションで書くのも苦しいので、今月はとりあえず野菜のことは頭の片隅に漠然と投げておくくらいにしておこう。


ほかにも。「夫婦のコミュニケーションの時間をとる」とか、「やってみたかったなにかに挑戦する」とか。
この曖昧な項目には、「逃げ腰」のニュアンスが大いに含まれている。


子どもを寝かしつけた後、夫婦で過ごす時間をとること。
大事だし、楽しいし、満たされるのは分かっている。
でも、必ずしもそれがとれる日ばかりではない。

それは、物理的に家事が終わっていなかったり、寝かしつけがうまくいかなかったり、ひとりになりたい気分だったり、いろいろな原因がある。

だから、最優先したいような、そんなこともないような。
複雑な具合の目標なのだ。
夫には、悪いんだけど。

だから、ちょっとぼかしている。
1月末に、このぼかした目標を見た私が「これって達成できたの!?」と悩む姿が想像できるが、致し方ない。


「やってみたいなにかに挑戦する」も、どれかに絞れよ、と言いたい。
でも、絞れない。
どうしても絞る勇気がない。
絞ると、それをしたくない気分のまま1月が終わりそうでこわい。
いや、絞らないと、もっと達成できない気もする。
ううううう。


すごい。
ビンゴという形式になった途端、それができるかできないか、ビンゴに勝てるのか勝てないのか、そんなことに意識が向いてしまって、自分の優柔不断さや、完璧主義っぽさがありありと現れる。

でもそんな自分と対峙していては、1月のビンゴすら作れなさそうだったので。
今回はそんな半端な自分も受け入れつつ、このビンゴでいってみようと思う。



ちなみに真ん中のどデカい項目である「温泉旅行」は、すでに予定にあるのだ。
ぐふふ。楽しみ。



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