短い育休を悔いなくすごすためのマイルール
産休とあわせて約8か月の産育休がまもなく終わります。息子がうまれてからは約6か月なので、世間的には短めな育休だったわけですが、悔いのない時間をすごすぞ!と思っていたわたしが育休中にマイルールとして意識していたことを書いてみます。
育休は全身全霊で息子だけを見る期間
昨年11月にうまれた息子は、半年後には保育園に通うことが決まっていました。毎日息子だけをみて、べったりといっしょに過ごせるのは、たった半年間。
後悔のないように過ごしたい。
育休がおわっても息子との時間がなくなるわけではないけれど、うまれたばかりの息子のいろんな表情、しぐさ、成長を毎日目に焼き付けることを最優先に過ごすと決めていました。
仕事関連のキャッチアップをしない
仕事関連のキャッチアップや勉強はあきらめました。
まあ、実際はそんな余裕がなかったというのが正直なところですが、出産前は「結局仕事のことやるんだろうな~」と思ってたんです。
さすがに新生児期は記憶が飛ぶくらい大変で、スマホをみる余裕もなかったのですが、新生児期がおわってようやくスマホをいじる時間もでてきたころ、ふと思いました。
子どもの成長ってこんなに早いのか。これじゃあすぐに復帰の日が来ちゃう。息子との時間が全然足りない!!!
そう気づいてから、あとは復帰後のじぶんにがんばってもらえばいいやと仕事関連の情報をみることはやめました。
目に入るとどうしても考えてしまうので。
その時間があるなら、1秒でも長く息子と遊びたいし、今の瞬間を目に焼き付けておきたい。
子どもと向き合う時間をじゅうぶんに持ちながら、仕事のキャッチアップもぐんぐん進められる人もたくさんいるのかもしれません。でもわたしはそんな器用な人間ではないので、子どもとの時間に全振りして正解でした。
さようなら、ていねいな暮らし
息子が過ごす場所さえ衛生的に保てていれば、家のことはは死なない程度にやっておけばいいやと思って過ごすことにしました。
冷凍総菜、冷凍カット野菜、パスタソースなどをストックし、料理を最小限に
床掃除はロボット掃除機に任せ、ロボットが掃除しきれないところは見なかったことに
乾いた洗濯物はバスケットに入れておき、気が向いた時だけたたむ
ほかにもあると思いますがありすぎて思い出せません。
もともと、わたしは家がだいすきな超インドア人間なので、「家のなかは快適な空間にしておきたい」という気持ちが強く、掃除や片づけはわりとマメで、見えないところもきれいにしておきたいタイプ。
いわゆる「ていねいな暮らし」みたいなものを目指していました。
ただ、家事って「やったほうがいい」ことはいくらでも出てくるので、やらないと困るもの以外はやらないことにしました。
料理を減らしたことは特にインパクトがあり、だいぶ時間がうまれました。これから仕事もはじまるので、「ざつな暮らし」を極めていこうと思います。
迷ったら、親が笑顔でいられる方法を選ぶ
栄養の種類(ミルク・母乳)や寝かしつけの方法、日中の過ごし方など、育児で迷ったときは、親が笑顔で子どもと向き合える方法を選ぶようにしました。
きっかけは、とある助産師さんの「結局はママ(パパ)が笑顔で接してくれることが子どもにとっても一番しあわせ。だからママが笑顔でいられる方法を選んでいいんだよ」という言葉。
なにかと完璧主義だったり、物事に対してストイックだと周囲の人に言われてきたわたしは、「子どものため」と言いながら怖い顔をして、イライラしながら子どもに接してしまうタイプかもしれないと思ったんです。
せっかくいっしょにいられる時間だから、なるべく笑顔でいたい。
子どもにとっての快適も妥協しない努力はしますが、子どもがごきげんに過ごすためにも、親が笑顔で向き合えるメンタルを保てるかという視点も持つようにしていました。
結果として、産後メンタルは驚くほど安定していたし、夫と喧嘩することもほとんどなく、大変ながらはじめての育児を楽しむことができています。
イライラすることがないわけでは全然ありませんが、半年しかない育休をなるべく笑顔で、楽しく過ごすという意味ではこの方針でやってきてよかったなと思いました。
今後も大事にしたい考え方です。
で、悔いなく過ごせたの?
ここでYESといえたらカッコいいのかもしれませんが、悔いがないとは言い切れない気持ちです。
やっぱり、もっと子どもと一緒にいたかった。
半年では短かった。
仕事に戻る前にもっとしてあげられることがあったのではないか。
どんなマイルールをもってでも、半年間という時間は短いものなのかもしれませんし、もっと工夫ができたのかもしれません。
ただ、ひとついえるのは、この半年間はまちがいなく一生のたからものです。短かったですが、毎日を大切に過ごすことができ、母としての覚悟や決意を強くしてくれた時間でした。
ふりかえりはまた別の機会に。
お読みいただきありがとうございました!
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