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大学教員よ。自らの搾取に気づけよ!! 君たちが学生の貧困の原因であることを。

この社会は病んでいる。
 多くの大学教員は、学生とその家庭を苦しめていることに気づいていない。高い授業料のおかげで、学生とその家庭を経済的に苦しめている。その高い授業料は、大学教員の給与に流れている。この社会的事実に気づかずに、福祉学を教えている大学教員が多くいる。あなた方の糧となる高い授業料がどれだけ学生の家計を圧迫し、彼らの人権を奪っているきっかけを作っているのか知ってほしい、と言いたい。
 また授業の課題の多さでアルバイトができず、ワークライフバランスを崩し、家庭からの仕送りがあっても生活費で消え、不足した資金を賄うために、下宿生活の真面目な女子大生が性風俗に走っている現実がある。奨学金も当てにならない。結局、返済しないといけないので、多くは借りにくい。また、制度上、大学生は、生活保護を受けることができない。
 知を所有する人間のみが豊かになるという差別社会を許してはならない。大学卒しか採用しない民間企業にも問題があるが、それにつけ込んで、学生から金を巻き上げる大学はもっと許せない。そんな人間たちが福祉学の講義をしても、全く説得力を持たない。
 貧困反対やヤングケアラー問題を扱う福祉学の教授そのものが、貧困を再生産している当の張本人なのである。社会学に疎いために、これがわからない学者が多い。
 せめて学生にアルバイトをさせろと言いたい。しかし、昔と違って、授業が厳しくなっている。講義ノートは通用しない。そのために、ストレスで精神疾患を患う学生もいる。
 是非とも、対人援助分野である福祉系・心理系・教育系の教授には、この現実を自分のこととして、わかってほしい。
 学生は、学費を下げろとデモをすべきである。
 高い住宅ローンと大学授業料のこの二つが、日本の貧困を作り出している。これがなければ、もっと生活が豊かになれる。
 キャンパスソーシャルワーカーは、この現実と戦うべきである。


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