#17【過去に遡る3】検査結果を待つ 2022年6月14日

死刑台前の気分なのかな。
腫瘍があると医師に伝えられ、検査をして、その検査結果を待つ時間。

少し前に、腎臓癌を患って現在は復帰している友人と食事。今の自分の気持ちを一番理解できるのは彼かもしれないな。

不安、恐怖、孤独、etc…

膵臓の腫瘍判明から、1週間が経過していた。

あっとゆーまだったような気もするし、おそろしく長い時間が経った気もする。

まだ信じられない反面、なにか落ち着いている自分も確かに存在していて、ふわふわしている感じ。

あと3日でわかる検査結果次第で、またいろいろ気持ちは変わるんだろうな。

この状況自体はなにも変わらないのだけど。

友人と食事をしながら、そのときの気分とか、気持ちとか、どういう流れで手術したのかとかいろいろ聞けて自分の中で整理が出来た。あまり無作為に知り合いに伝えても、戸惑うだけなので、経験のある人間に話すのが一番いいし、自分一人で抱えないですむのも助かる。こんなとき誰かにはなすことって、一番の安定剤な気がするよ。

彼は腎臓だったが、初期(ステージ1a)だったらしく、切って快方に向かったらしい。手術で10日間入院し、リハビリで2週間程度。

俺のパターンがどういったものになるのか不明だが、非常に参考になる。

また腫瘍の大きさも大事で、俺が初診で診断を受けた時には確か、2cmくらいといっていたような記憶がある。

調べたら膵臓で2cmは初期に分類されるようで、仮に2cmなのだとしたらまだ初期の可能性があるのかなと、勝手に安心してみた(そこになんの根拠もないし、小さくとも転移していたら問題外だが)

そんな話をしながらひさしぶりに病気のことを忘れて、おいしい食事をとった。

夜、気のせいだと思うがなんとなくおなかが張る気がするのと、背中が痛い気がするんだよな。

もちろん急激にそんなことになるわけもないので、やはり病は気から。というのは本当なんだなと実感した。

金曜日の検査結果を待つしかない。


 


正直ちょっと怖い。

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