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認定医療ソーシャルワーカーについて

こんにちは♪
ソーシャルワーカー21です。
今日は認定資格の認定医療ソーシャルワーカーについて書いていきます。

私も数年前に所得しました。
他にも認定がん専門相談員、救急認定医療ソーシャルワーカーを取りましたが、
認定社会福祉士は軍資金が足りず(スーパービジョンを受けるために多少お金が必要です)所得できていません。しかしいつかは欲しい資格です。

今日は認定医療ソーシャルワーカーについてだけを語りたいと思います。

認定医療ソーシャルワーカーとは


日本医療ソーシャルワーカー協会が認定する資格です。
2022年4月で493名が所得しています。日本医療ソーシャルワーカー協会に入っている方は6,000人くらいと聞いたので、協会員の1割くらいでしょうか。

他の認定資格との違い


医師や看護師、薬剤師も認定資格があると良く聞きます。ソーシャルワーカーにもありますが知名度は低いです。

福祉関係だと、認定社会福祉士や認定精神保健福祉士、認定介護福祉士というものもありますね。

医師や看護師、薬剤師は認定される分野が細かく分かれている印象です。
看護師さんはがん、心不全、脳卒中、糖尿病、在宅ケア(全部で20くらいあるようです)。所得するにも学校に行ったり大変みたいですが、うちの病院では看護師さんが認定を取ると手当がつくらしいです。

認定医療ソーシャルワーカーの所得方法


とにかく研修を受けることです。
研修は日本医療ソーシャルワーカー協会に指定されている研修です。
180ポイントが必要なため、10回くらい研修受講が必要です。受講しなければならない必修の研修もあります。

ポイントが取れたのちに申請を行い(審査料金を払い)、レポートを提出します。レポートは大変でした。日本医療ソーシャルワーカー協会で出されている倫理綱領関係のレポートを二つ提出と思いました。

その後合格すれば登録料を支払い認定されます。期間は5年間で、その後再更新です。
更新になると講師、実習指導、学会発表、論文など、そういった活動もしないと更新できないようです。私はこれから更新を頑張りたいと思いますが、更新できるか不安です。

所得のメリット


認定医療ソーシャルワーカーと名刺に書けます。少し箔がつきます。

医師や看護師に「認定です」と言うと一目置かれます。
しかしソーシャルワーカーの世界では認定はそこまでの評価はされていないかもしれません。

むしろベテランのすごい方が持っていないこともあります(そういう方は認定があってもなくてもすごいですから必要ないのかもしれません)。

所得のデメリット


私はデメリットはないと考えていますが、お金と時間はかかります。

研修をたくさん受講するので、当然お金はかかります。研修費が職場から出るといいですが…。

最近はzoomでの研修が主流になっているので、交通費と宿泊費の心配はなくなりました。
以前の日本医療ソーシャルワーカー協会の研修は東京都、大阪府など大都市で行われていたので、2日にわたる研修だと宿泊する必要があります。一回の研修で研修費、交通費、宿泊費…お金が大変ですね。
私の職場は研修費、交通費、宿泊費を職場で負担してくれていたので助かりました。

ただし個人の資格のため、認定審査料、登録料は自己負担でした。
認定審査料:5,000円
認定登録料:10,000円

時間ですが、実務経験が5年必要です。
研修を受けていれば5年は過ぎると思います。
そしてレポートもそれなりに大変です。時間がかかります。

お金と時間をかけた結果給料は上がりません…。これが1番のデメリットですかね。
他の職種の認定資格は上がるみたいですが、ソーシャルワーカーはダメなんですね。

※試したことはありませんが、就職には有利かもしれません。しかし就職した職場で誰も取っていないと名乗ると気まずいかもしれません。

※ついでに更新もお金がかかります。維持費と言ったら怒られるかもしれませんが、維持するにもお金かかります!

私が認定医療ソーシャルワーカーを所得して変わったこと

給料も上がっていません。
変わったのは自信がついたことです

私は前職では有意義な経験(あまりソーシャルワークをやっていなかった)ができていなかったため、自分のソーシャルワークに自信を持てていなかったです。
年齢だけ上がり、自分の実力にも自信が持てない…正直焦りました。
何か形に残るものがあったらいいな…と思った時に認定医療ソーシャルワーカー(目指し始めた時は認定医療社会福祉士でした)の資格でした。
資格を取れれば何かが変わると思って、最短距離での所得を目指し、無事に所得できました。

所得できたからと言ってすぐに自信がつくものではありません。
資格を取るにあたり、レポート作成をしますが、昔の教科書を読み返したり、再度勉強することになりました。

その結果、今までなんとなく自己流でやっていたソーシャルワークに根拠をもてるようになったと思います(あくまでも個人の感想です)。
認定資格を取るための課題はよく考えられているもので、所得するのと同時に知識と実践を深められるようになっているのだと思います。

自信はないですが、少しくらいはレベルアップできたのかもしれません《少年野球から中学野球部くらい?》。

これからの認定資格

お金と時間がかかるため、認定を取ろうと思う方は少ないと思います。
認定を取ったからと言っても給料が上がるわけではありません。
日本医療ソーシャルワーカー協会の中でも1割程度の方しかいませんし、認知度も低いかもしれません。

資格自体はとても魅力的です
是非皆さんにもとってほしいです。

認定資格を持つ方が増えてほしいと思いますが、それにはすでに認定資格を持った人が、取って良かったという情報発信を続けていくことだと思います。

いずれ診療報酬の改定で認定資格を持つことで加算がつくとなれば給料が上がるかな〜と淡い期待をしています。
→まだまだ先の話でしょうか…。

最後に

今回も読んでいただきありがとうございました。
もし読んでいただいた方で、認定医療ソーシャルワーカーを取ってみたい、興味があるという方がいましたらコメントをいただければ、より詳しい情報を発信したいと思います。

次回もよろしくお願い致します。

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