見出し画像

連作自分語り「光の詩歌」

こけいろの短歌連作「光の詩歌」を語っていきます。


この連作の最後にある「突き刺さる〜」からこの連作は生まれました。つらいこともたくさんあるけれど、美しい日々たちがそれを包みこんでくれる、そんなイメージです。

「光」をテーマにしてこの連作を作りました。「光」を描くには「影」も描かなければならない、と考えカラスや自分の影が伸びる描写の短歌を加えました。

私は精神疾患があるからか割とすぐに「自死」という選択が頭の中にちらつく人間です。だからこそ自分自身や大切な人に「自ら死を選ばない」という約束を繰り返してきました。この考えこそ「光と影」を描くにはふさわしいと思い「死なない」や「生きる約束」という言葉がこの連作に含まれています。

あとは最近雨が多かったり、好きな人と一緒にいたり日常の短歌があります。日常生活の繰り返しが人生になるんだよなあという気持ちです。

十首連作を作るのははじめてで、けっこう難しかったけどこの連作を作ったおかげで歌人として少し成長できたのでは?という感覚があります。
そして感想を寄せてくれる人がいつもより多くてどれも素敵であたたかくて、とてもこけいろは嬉しいです!

これからもたくさん短歌をつくるぞーの気持ちです。みなさんいつもありがとうございます。

ではまた✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?