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じいじ 保育士を目指す! 絵本に涙して

ある絵本を読んで

 私は、読み聞かせの練習に声を出して読んでいました。タイトルだけ知っている有名な絵本です。

 ある時ねこは王様の猫でした。・・・ねこは王様なんかきらいでした。という話から始まって、しばらくこのリズム感で続く話し。

 読み聞かせるには、リズム感は重要でお話しの流れが音楽の様に流れるのは聴く側にとって心地よいものです。

私は保育士ですが、学校図書の専門家として司書教諭の免許も持っています。

読み聞かせは、司書教諭の職務の一つです。

 保育には、学校図書の様な図書館機能はありませんし、義務づけられた図書の蔵書数(蔵書規模)もありませんから、司書教諭免許が活躍する場はありませんが、絵本等の選書など専門性は発揮できるのではと勝手に思っています。

 そんな感じで、保育活動に有益な絵本の収集もやっていて、読み聞かせの練習も兼ねて、声出して読む事もあるのです。

 そして、白い美しい猫との出会いと最後のくだりは、不覚にも泣いてしまいました。

 歳をとったせいか、涙っぽくなりました。多分、死というものがそれなりに身近になってきているからでしょう。

逆に、だから園児達の生命力に溢れた姿に癒されるのかも知れません。

さて、今日はこの辺で。

百万回生きたねこ

 100万年も しなない ねこが いました。

 100万回も しんで,100万回も 生きたのです。

 りっぱな とらねこでした。

 100万人の 人が, そのねこを かわいがり, 100万人の 人が, そのねこが しんだとき なきました。

 ねこは, 1回も なきませんでした。


読むたびにちがう気持ちになる、りっぱなとらねこの、ふしぎな物語。

講談社BOOK楽部

 多分、年長でも無理だと思うけど、年齢を重ねる毎に思いや感想が変わってくるかも。だから小学生前にこの本に出会った記憶が、次の発見を生み出すのではと思うのです。

司書教諭

Q.司書教諭は、どのような仕事をするのですか?

A.学校図書館法では、学校図書館の専門的職務を担う教員として、「司書教諭」を学校に置くこととしています。(学級数が合計12学級以上の学校には、必ず司書教諭を置かなければなりません。)
 司書教諭は、教諭として採用された者が学校内の役割としてその職務を担当し、学校図書館資料の選択・収集・提供や子どもの読書活動に対する指導、さらには、学校図書館の利用指導計画を立案し、実施の中心となるなど、学校図書館の運営・活用について中心的な役割を担います。
 なお、教員としてではなく、事務職員として採用された者が学校図書館に勤務する場合は「学校司書」と呼ばれます。
 司書教諭と学校司書の違いについては、下記のリンクをご覧ください。「司書教諭」と「学校司書」及び「司書」に関する制度上の比較


Q.司書教諭には、どのようにしたらなることができますか?

A.小学校、中学校、高等学校又は特別支援学校の教諭の免許状を取得するとともに、所定の機関で司書教諭講習を受講して司書教諭の資格を取得し、教育委員会や学校法人に教諭として採用された後に、学校内の役割として司書教諭となるよう命じられた者が司書教諭の職務を担当します。

文部科学省

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