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じいじ 保育士を目指す! 南岸低気圧

今朝は曇り

 降り始める前に出勤。南東方向に若干晴れ間があり、朝日にオレンジ色に染まった空があったが、ほぼ雲に覆われているので雲量9だろうか。

 この南岸低気圧は、太平洋側南側を通る低気圧で、寒気の状況と関東平野の平野部に雪を降らせる可能性があるものだが、通過コースによって雨であったり、雪になったりする。

アジア天気図 05日03時 JST 気象庁

 黄色でマークした部分が低気圧の05日15時(JST)と06日03時(JST)の予想位置で、気象庁の予想は午後から明日にかけて関東地方の南側を通過する予想だ。

850hPa高層天気図 04日21時 気象庁

 上空1500mの気温と湿数(気温から露点温度を引いたもの。雲や降水領域を意味する)の高層天気図。青色マークの範囲が0℃で緑が-6℃関東平野は0度以下の状況でこれから、低気圧が進むと寒気が入り込む事になり、更に気温は下降していく事になる。

雨雪判定 NHKより

 という事でこの微妙な気温と湿数(≒湿り気具合=相対湿度)の関係で雪か雨が降るか分かれ目となる。今回は平地でも雪の気温だ。

 予報精度は結局、高精度観測網の細かさ(3次元)によって、気象現象のスケール精度(200m-2km 、メソスケール2km-2000km)が決まってくる。つまり、言い方を変えると低気圧の大きさが予報精度を決めてくる。より小さな規模の気象現象を予想するには、きめ細かな気象観測データが必要という事だ。

 という訳で、人的、経済活動に大きな影響を及ぼす冬季の南岸低気圧の予報は、純粋な気象予報というより、減災という予防要因が大きいから雨寄りという数値予報結果があっても雪側の予報を取るはずだ。保険という意味合いが強くなる。

さて、今日はこの辺で。

追記

15時現在、東京都心は雪化粧状態に。

更に夜のはじめ頃から夜遅く(気象用語では、夜のはじめ頃:18時から21時まで、夜遅く:21時から24時)に、雷鳴有り。

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