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じいじ 保育士を目指す! いざ試験へ(1)!

試験会場へ

 妻と二人で試験会場へ向かった。もちろん、早めに行って近くのカフェで会場が開くのを待っていた。

 会場は、近代的な大学のキャンパス。ガラス張りでまるで都心のオフィスビルの様だ。

 私の通った大学のキャンパスは、鉄筋コンクリートだけどエアコンなし。夏は蚊取り線香が香っていた。あの頃は、教室に扇風機も無かったような。

 時代は早稲田のロボットがピアノを弾き、二、三歩の二足歩行がなんとかできた時、我が大学でも特別講義でバイオリンを自動演奏するロボットを披露して学生がスタンディングオベーションしていた(当時、私も拍手喝采を贈っていた(苦笑))。まだ、マイコンはZ80が幅を効かせていた時代だ。

 そんな時代の私がいた大学とは雲泥の差だ。そんな感想を持ちながら、開場までしばらく長い列に二人で並んだ。

 中の教室は別々だったので、私の教室でお昼を食べようと別れた。

 私の教室は、結構小ぶりで受験生で埋まっていた(免除科目と三年間の科目合格が有効だから、合格科目は受験しないでいい。当然、私は全科目受験しなければならない)。

 周りを見ると、圧倒的に女性が多い。当然と言えば当然だけど、これから試験を受ける女性の方は、トイレの確保を事前に考えていた方がいい。試験会場の女性トイレのキャパが圧倒的に少ないからだ。

 最初の試験を終えて、見直し、解答した問題のチェック(自己採点の時にミスがない様に)これで25分。30分を待って教室を退室。

 自習室を覗くと、どこも満室。明日は、携帯椅子を持って来ようなどと考えつつ仕方がないので廊下で待つ。

 教室に戻れると、周りは試験対策中。隣はタブレットのコンテンツ(きっと通信講座のだろうか?)を必死で見ている。私は、目を瞑って無心の境地に(要するにぼーっとしているだけ)。

 お昼は、二人で詰め込む様に途中の駅で買っておいたサンドイッチを急いで食べ、妻は早々に自分の教室へ戻って行った。

1日目の試験が終わって、妻が来るのを待って一緒に帰った。

 妻が答え合わせをしたいと言うので、「そもそも、どっちかの解答が完璧じゃなきゃ意味ないし、今日は明日の試験対策が最優先だよ」と言った。

さて、今日はこの辺で。

Z80

Z80 は、米国ザイログによって製造された 8ビットマイクロプロセッサーである。

Wikipedia

私もZ80の組み込み用ボードで幾つかシステムを組んでいた。今使っているのはMicrochip TechnologyワンチップMPUだ。

Microchip Technology

マイクロチップ・テクノロジー: Microchip TechnologyNASDAQ: MCHP)は、アメリカ半導体製造業者であり、マイクロコントローラ、メモリ、アナログICなどを主に製造販売している。

Wikipedia

ワンチップMPU

 ワンチップというのはZ80の様な汎用のCPUに周辺回路が内蔵されたタイプの事で、Z80はその周辺回路を専用のLSIが担当していた。

 ちなみにMPUとは、Micro Processor Unit の略でCPUを内蔵したチップの様なニアンスで使っています。CPUチップより高機能品だよってマイコン製造メーカーの販促用語。

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