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漂流教室 No.58 「おへそ」

9月です。
にしても暑い。
日中は30℃を下回ることがない。
私の住む地では、この夏の最高気温が40℃でした。
もはや空気の温度ではありません。
お湯ですね。
ぬるま湯。
一日中お風呂に入っているようなもんだから、そりゃ疲れる。

ということで、みなさん少しでも涼しくなろうと工夫なされているようです。

その工夫の中で少々気になることがございます。
あちらこちらでおへそを出した女性が闊歩している。

暑いとはいえ、建物の中ではクーラーが効いています。
寒くないのかな?
おなかは冷えないのかな?

小さいころこんな風に言われなかったのかな?
「ぽんぽん出してると、雷さんにおへそとられちゃうよ!」

ここのところ天気が良すぎるぐらいに好天続きなので、
(私の住んでいるところに限ってですが)
雷様はあらわれていませんが。

みなさん、おへそ大丈夫なのかなあ?

というようなことを考えつつ、
(いやいや、こんなことを四六時中考えているわけでもありませんが)
久しぶりに東京に参りました。

これを見てきました。

劇団四季「アラジン」

いやあ、楽しかった。
すごかった。
もはや全編が圧巻!

今回は「ジーニー」が瀧山久志さん。
「ジャスミン」が平田愛咲さん。
「アラジン」厂原(がんばら)時矢さん。

まさに「ラ・アルプ 9月号」に紹介されていたキャストそのものでした。
(「ラ・アルプ」は劇団四季の会誌です。)

で、「アラジン」にご出演の女性キャストのみなさんも、おへそ出し。
もっとも、プロ中のプロのダンサーだから、女性も腹筋が縦割れ。

夜は東京駅近くのお店でエビスビール三昧の夕食。
おいしかったなあ!

さて、東京2日目はこちら。

国立西洋美術館

いつもなら屋外のロダン「地獄の門」でビール2杯はいけるんですが、
(「地獄の門」は食べ物ではございません)
今回はあまりにも暑かったので、すぐさま屋内へ。

まずは特別展の「スペインのイメージ」を鑑賞。
ピカソがてんこ盛り。

スペインを堪能した後は常設展へ。
するとちょうど美術トークが行われていました。
すぐに参加申し込み。

ヨース・ファン・クレーフェ「三連祭壇画:キリスト磔刑」
エヴァリスト・バスケニス「楽器のある静物」
アンリ・ファンタン=ラトゥール「花と果物 ワイン容れのある静物」
エドゥアール・マネ「ブラン氏の肖像」
カミーユ・ピサロ「収穫」
について、いろいろと教えていただきながら見て回りました。
だいたい50分ぐらい。

やっぱり詳しい方にお話ししていただくのはいいですね。
楽しい美術館がさらに楽しくなる。

美術トークが終わってから、館内のレストラン「すいれん」でお昼ご飯。
「ル・コルビュジェプレート」は前菜盛り合わせとパスタ。
これはもう昼からビール。
昼からワイン。
これぞ旅の醍醐味。

食後はもう一回美術鑑賞。
やっぱり「睡蓮」。

そして
おお、「舟遊び」。
うわ、シニャック!
そして最後に藤田!

もう圧倒されて疲れちゃった。
でも、心地いい。

ところで、やはり酷暑の中、みなさん涼しげないでたちで歩いていらっしゃる。
おへそ率はなかなかのものでした。

今度は涼しいころに行きたいと思います。
「美女と野獣」かな?
「アナと雪の女王」もいいな。
「アラジン」を再見するのもよろしい。

遊ぶためには・・・
さあ、仕事しよ!

ということで、小松市及び周辺の受験生の皆さん。
国語の成績アップはひふみ塾におまかせを。

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