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346.【櫻坂46】過去、未来、そして今


六本木ミュージアム


2023年7月29日

櫻坂46展「新せ界」に行きました。


そこには今まで積み上げてきた過去
目指そうとしている未来
そして現在進行形で進み続けるが存在していました。



個人的に一番感激したのは思ったよりも寂しくないのMV撮影で録画された映像の展示コーナーでした。

8㎜ビデオで撮影することで今の高画質と比べるとかなり差のある映像がありました。

自分が小さい頃に観たホームビデオもこんな感じだったな・・・と思い出しつつ。
でもついこないだ撮影されたものであるという事実もありつつ。
とても不思議な空間でした。

櫻坂のメンバーのかけがえのない一瞬
そしてもう二度と戻ることが出来ない一瞬

無邪気に笑う姿を見ていると過去の笑えなかった時代の記憶が混ざり合い
とても切なくとても儚い瞬間に感じました。


そしてここで観たという記憶もこの先自分の中で過去となっていくんだな・・・

その瞬間その瞬間に刻み込んできた歴史の貴重さ重さ

非常にエモーショナルな気持ちになり目の奥に熱いものを感じながら
一人ポツンとしばらく立っていました。



その他にも櫻坂の軌跡に隠れて欅坂時代の記憶もひっそりと眠っていました。

敢えて目立つように展示するのではなくこそっとのぞかせている様子
とても欅坂らしいなと強く感じました。

心の奥底でまだまだ熱を帯びているもの・・・
いたるところにそれを感じることが出来ました。



最後には一人一人のメンバーによるこれからの決意が展示されていました。

一つ一つじっくりと読みながら、櫻坂はまだまだこれからなんだなととても楽しみになりました。

それぞれの決意が空に飛び立っていくかのように白色のシンプルな世界に存在し
まさに櫻坂46の「まだ何色にも染まらない」グループカラーの「白色」を強く感じました。




2023年現在の日本。

それを櫻坂46というフィルターを通して世界に発信していく。

チーム櫻坂は本気でそれを「Start over!」でやった。


ゾワっとしました。

櫻坂を通して新しい日本を作り
櫻坂を通してそれを世界に発信していく...

もう日本を背負う覚悟はできているし
フランスのパリ公演一回限りで終わる気なんてさらさらないんだな、と笑


空中にフワッとしていたイメージが
地に足つけたイメージに移り変わり
この展示会の名前が「新せ界」である意味がわかった気がしました。


数年後大きくなった時に
まだかつて発展途上だった櫻坂をリアルタイムで見ていたぞ!

と自慢できるよう
今の櫻坂の一瞬を焼き付けたいと思います。


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