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[US-80]アメリカ横断の旅 USA食事事情 アメリカの飯はおいしかった

アメリカの飯はおいしかった。脂っこいとか量が多そうとか味が同じじゃないのとか、という先入観は確かにある。そしてそれはあながち間違いではない。確かに何でもフライだし(う、油の匂いが突然甦ってきたぞ。マクドのあの匂いだ)、ポテトの量も半端じゃないし、バーガーの味はどこも似たようなものだ。しかし、アメリカ料理は確実に進歩している。味は洗練されてきているし、量も減ってきている(とはいえ、まだまだ多いのだが)。

アメリカは広い。西から東に渡っていくと食べ物の味が少しづつ違ってくる。地方独特の料理も多い。アリゾナはメキシコ料理、テキサスはBBQ、メキシコ料理とのコラボ・テックスメックス、ミシシッピを渡ると急に鯰料理が増え、フランス料理の影響が強いケイジャン、 アラバマからはフライドチキン、そして東海岸では海老、蟹料理。何を食べてもおいしかった。

今回の旅の食事 トップ3

今回の旅は料理も堪能した。今回のトップ3。(ちなみにアメリカ人は「ベスト3」とは言いませんね。ベストはひとつだからだって)

メキシコ国境に近いPoterno, CAの94号線沿いにあった「Cafe 94」 フレンチトースト定食激辛サルサとチップ付き。これが山の中のドライブインとは思えないクォリティの高さ。この店はバイク客には有名のようだ。

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Fort Worth, TX 「Angelo'sビーフブリスケット。うまかったな、ここは。ほろほろ崩れるようなBBQ。付け合わせのコールスローコカコーラがこんなにうまかったとは。いかにもテキサスな食堂。壁は狩猟の首がずらり。動物たちの空虚な眼と周囲の客たちのしらっとした目線がいたかった。テキサスでは我々は招かれざる客だということがよく分かる。

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The Boat House, SC。大陸横断最終日、サウスカロライナの海岸沿いのレストラン。セッティングも夕暮れも素敵だった。蟹、海老料理。Spicy Shrimpがうまかった。

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我が愛しのダイナー

そして何よりも私が愛してやまない Diner(食堂)の食事。デコラ貼りのテーブル紙ナプキン、何杯でも注いでくれるコーヒー。マグカップが定番だ。ダイナーでの朝食、ランチ。これはどこでもうまかったな。

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娘たち夫婦はヴィーガン。アメリカではこうでもしないとカロリー抑制、栄養バランスを保てないだろう。さすがの私も毎日 これを食べていたら確実に太ると思う。低所得者ほど肥満が多いのもうなずける。それでも昔に比べれば料理の量はずいぶん減った。食後余った料理をプラス ティックバッグに入れて持って帰るのも当たり前の光景だ。アメリカ料理も大分「普通」になってきたということだろうか。

ごちそうさまでした。


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