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日記

「コロナの期間狂ったように人形を作っていましてね、これ私が全部作ったんですよ」
70代前後くらいの女性オーナーは初めて来たお客にも関わらず熱心に接客をしてくれた。
異国臭漂いまくりの人形が何体も飾られた店内。
なんか面白そうだなあと思って入った近所のカレー屋さんは面白いを通り越していた。

「やばいですよ!魂入っちゃってますよ!」

初対面だったけれど興奮が抑えられず店内をうろちょろさせてもらった。
お店の人は私が興味を持ったからか、昔のアルバムをガサゴソと漁り「40年以上前にお店を作ってね、こんな音楽イベントもやっていたのよ」と嬉しそうに話してくれた。

カレーは言うまでもなくとても美味しくて、デザートに最近インド旅行に行った時に買ったというスナック菓子まで出してくれた。

「あなた映画はお好き?」
帰り際なぜか毎月一度のインド映画鑑賞会にも誘ってもらった。
前回「インド映画」っていうわけわからんnoteを書いたから本物のインド映画を観なさいということかしら、、、とか思いながら「もちろん行きます!!」と食い気味に返事をした。

スパイスがしっかり効いたカレーがまだ胃の中で踊っている。

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