人生いつ終わるかわからない。
私は常々そう思っている。

明日線路に落ちるかもしれないし、
明日何かの拍子で血栓が脳の血管を埋めるかもしれない。

私がこんなことを思うきっかけは、半年以上ずっと海外ドラマの「グレイズアナトミー」を見ているというのもあるが、何よりも高校時代に経験した2度の交通事故がおおきい。

1度目は自転車で通学中に乗用車とぶつかり、むち打ち・打撲で全治2週間のケガを負った。そしてその事故から２週間後、今度はトラックとぶつかって打撲で全治1週間のけがをした。

短いスパンで似たような経験をすると人間は学習能力を発揮するらしく、2度目の事故の際は自分の乗っていた自転車を瞬時に投げ捨て、棒立ちしながら大きなタイヤに巻き込まれている自分の自転車を眺めていた。

こんな経験をしたら思わずにはいられないだろう。
「なんで私は生きているんだろう」
「なんで私は死ななかったんだろう」

人はいつ死ぬかわからないし、いつ生かされるか本当に誰もわからないものだ。よく「神のみぞ知る」とかいう人いるけど、その神様も知っているわりには何も言わないからたまったもんじゃねーなって思う。

全世界の人々の心を支える神様でさえ何も言えないくらいだから、とりあえず自分自身でできることをやるしかないのだ。いつ死んでも後悔なくて「あーーもうちょーーサイコーーー！いい人生だった！」って思える人生を送るしかないのだ。

あれしとけばよかったとか、あれ食べておけばよかった、あの人に会っておけばよかったとか、あんな仕事したかったとか。そんなくだらないこと抱えて死ぬくらいなら、あの2度の事故のタイミングに私は死ねばよかったとすらおもう。生きているならばやりたいことやらなきゃ。

最近、私は転職を考えている。
社会人3年目ながら2度目の転職だ。
だが、私はやろうと思う。今の会社にはすごくいい先輩や後輩がいるけど、ここで生きていたら後悔すると思うからだ。

明日死んで後悔しないように今日を生きたい。
私は本当に心からそう思う。