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【読書】語彙力こそが教養である/齋藤 孝 

誰かと会話しているときに、

「この人は教養や知性があるな」とか、

「この人は無学で教養がないなぁ」

と察知することがありませんか。

その違いはどこから来るのでしょうか。

単純に学歴の違い? それとも、知能指数でしょうか。

わたしは、一つの基準として、その人の読書量だと思っていました。

一流大学を出ている人でも本を余り読まない人もいますし、
反対に低学歴でも稀に本を熱心に読む人がいます。

予備校講師の林修さんは、
「僕は読書をしないよう人は嫌いなんです」と発言してましたっけ。

俳優の水嶋ヒロさんは、自分の娘さんがまだ小さいときに、

「やはり、お子さんにはお受験とかさせたいですか?」と聞かれて、

「勉強はそんなに出来なくてもいいけど、本を読む子に育てたいですね」と答えていました。

そして、女優の芦田愛菜さんは、15歳にして、読書にまつわる本を発行し、多くの人から賞賛されていました。最近では、彼女が神とまで称える、作家の辻村深月さんと対談して、より成長し、知的な少女になったとお見受けしました。

芦田愛菜さんの年収は1億5000万円ほどではないかということですね。
また、芦田愛菜さんの父親は早稲田大学卒で、三井住友銀行の支店長などをされていることから、こちらも年収がとても良いと思われます。 まだまだこれからも芦田愛菜さんの活躍が楽しみですね。

やはり、本から知識や語彙を取得してる人たちの思考は違うなと思うことがよくあります。

本著は、まさにそうしたことについての大きなヒントになるものでした。

語彙/ボキャブラリーとは何かをやさしく教えてくる著作ですね。


その一言に知性は滲み出る。誰でもできる珠玉の言葉を血肉にする技術。

18万部突破! 語彙力ブームは本書から始まった!

語彙が豊かになれば、見える世界が変わる。
教養あふれる大人になるための、実践的「語彙力向上講義」。

第1章 教養は言葉の端々に表れる
知性と語彙のレベルは1分でバレる/引用は「教養のアウトプット」である
/語彙へのアンテナを高める3ステップ ほか

第2章 語彙力アップには名著が近道
インプットの王道は、「毎日の読書」/気に入った作家の文章はすべて読み尽くす
/人間と語彙を磨きたければ、『論語』から ほか

第3章 テレビやネットでも言葉は磨ける
アマゾンレビューはインプットの宝庫/推奨! テレビっ子回帰
/映画は「字幕翻訳で観よ」 ほか

第4章 8つの訓練で「使える語彙」にする
オウム返しでインプット&アウトプット/日本語は、夏目漱石一人でマスターできる
/落語や漫才から、「笑いの語彙」をコピーする ほか

第5章 洗練された言葉づかいを身につける
語彙トレは、漢方薬だと思え/ワンランク上のアウトプット
/若者言葉とどう向き合うか? ほか

著者紹介

1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞ベスト10、草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書に『読書力』『コミュニケーション力』『古典力』(岩波新書)『理想の国語教科書』(文藝春秋)『質問力』『現代語訳学問のすすめ』(筑摩書房)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)等多数。TBSテレビ「情報7days ニュースキャスター」等テレビ出演多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。 (写真提供:草思社)

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