【信号無視話法】小池晃議員vs河野外相&安倍総理 2018年11月7日 参議院 予算委員会 (日米地位協定)

1960年に安保条約と共に締結された日米地位協定。在日米軍への基地提供、米軍への特権などが保障されている。特に安保条約第6条は、米軍は日本全国どこでも基地をつくれるという、世界でも例を見ない「全土基地方式」をとっており、日本の米軍基地問題に大きな影を落としている。
この日米地位協定は締結から半世紀以上を経ても見直されたことはなかったが、2018年9月の沖縄知事選挙で自民党が推薦した佐喜真淳候補は落選したものの、公約として日米地位協定改定を訴えていた。

そして、2018年11月7日。参議院 予算委員会で共産党・小池晃議員は河野太郎外務大臣および安倍総理に、与党が推薦した候補が公約として掲げた日米地位協定改定について、その意思を問うている。本記事では、その答弁を信号機で直感的に視覚化していく。具体的には、信号機のように3色(青はOK、黄は注意、赤はダメ)で視覚化する。

色別集計

上記グラフは、河野外相と安倍総理の答弁を分析した結果である。
河野外相は、実に100%が赤信号。安倍総理も黄信号が77%を占める。
そして、2人とも回答にあたる青信号は0%。
一体どんな答弁だったのか、詳細を紹介したい。

河野外相の答弁

日米地位協定改定の意思について3回問われた河野外相。しかし、その内容は全て論点のすり替えであり、質問に答えていない。しかも、同じ原稿用紙を繰り返し読むため、回答内容がまるでコピペしたかのように一字一句ほとんど同じである。

安倍総理の答弁

河野外相が全く質問に答えないため、安倍総理の意見も尋ねた小池議員。
しかし、延々と質問の背景(=黄信号)が続いた後、論点のすり替え(=赤信号)が混じるという結果であった。
結局、日米地位協定改定の意思について、河野外相も安倍総理も全く答えないまま質疑は終了した。

河野外務大臣のリピート答弁

上記は、河野外相が質問に対して、同じ内容の回答を赤く表示した結果である。
見ての通り、河野大臣の答弁は3回とも真っ赤。
つまり、「改定はあり得るのか」「改定すべきか、すべきではないか」と繰り返し問われても、河野大臣は同じ答弁をリピートしていた。壊れた蓄音機のように。

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✳︎答弁の映像と分析結果はYoutube動画「赤黄青で国会ウォッチ」に公開中
https://youtu.be/vsOQQMZgAVE

更新履歴

2018/12/17 23:39
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