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2023年のRAKSULにおけるデザイン経営への取り組みについて振り返り

2023年最後の日に、個人的な振り返りとしてこの記事を書いています。

今年1年、自分がやってきたことを振り返り考えてみると、RAKSULにおけるデザイン経営をテーマに、全社横断プロジェクト、ブランディング、プロダクトデザイン、デザイナー育成とマネジメント、中途デザイナー採用とオンボーディング、RAKSUL初の新卒デザイナー採用と、幅広い領域で大きな裁量を持ってお仕事(デザイン)してきました。

RAKSULのデザイン経営

期初に掲げた上記の項目、すべてにおいてチャレンジは出来たかなと。

経営にデザイン視点

組織文化をデザイン

今年もいくつかの事業(プロジェクト)に関わらせていただいたのですが、事業やプロジェクトが上手くいっていると、ちょっとした歪みや違和感に眼を向けるといったことが優先されない雰囲気や、自分が気づけないことがあると思っています。
そういった違和感やメンバーの想いに向き合うことを意識して、改善するいくつかのチャレンジ(デザイナーが主導してプロダクトロードマップの作成や、組織のビジョン、ミッション策定など)が出来たのは、良かったことのひとつです。

はたらく環境のデザイン

先日、公表された2025年に麻布台ヒルズへの移転に伴う、オフィスの基本デザインコンセプト、基本設計といったところを担当しました。
来年も引き続き進めていきます。

ブランディングをデザイン

取り組むべき課題が山積みですし、目指すべき姿としてのクオリティまで、まだまだこれからだと認識しています。
個人的には、来年にかけてキックオフされた複数のプロジェクトをしっかりやりきって目に見える成果を出せればと思っています。
こちらの領域にご興味あるデザイナーを絶賛、募集中です。
ぜひ一緒にRAKSULのブランディングをデザインしてみませんか?

プロダクト開発

デザインガイドラインの策定

ラクスル事業としてのデザインシステムをベースに運用、推進しているのですが、正直あまり時間を割けなかったところという反省があります。
入社したばかりのデザイナーと新卒エンジニアが、自分たちが担当するプロダクトへデザインシステムを取り入れてくれるといった動きも出始めてきたのは、組織全体としての成長を感じたところでもあります。

デザインプロセスの整備と運用
開発ワークフローの整備と運用

この2つに関しては、デザイン組織として、最も課題感大きいところでもあります。
来年は、最も注力すべきポイントとして、竹末さん松倉さんを中心にデザイン組織全体で進めて行ければと思っています。

組織開発

デザイン組織の設計

これまで外部のデザインパートナー、デザインエージェンシーへの依存が大きかったリソースを、正社員へ寄せれたことは、組織としての成長といえるポイントだったかなと思っています。

デザイナー採用と育成

今年は、新しく3人のデザイナーが加わってくれて、しっかり活躍してくださっています。
個人的にはオンボーディングの型が出来ておらず、育成においては課題を感じ、反省の多い1年でした。。
来年入ってくる新卒デザイナーたちに関しては、実務のインターンを開始しており、日々の成長が目に見える状況でとても楽しみです。

デザイン思考、技術の浸透

全社ノンデザイナーに向けてデザイン寺子屋なども安定して実施できるところまで出来たのは一定の成果として良いかなと思いつつ、事業にどれだけ寄与できたのか?といった定量的な成果までを、来年は追えると良いなと思っています。

総括

改めて、人、組織、事業に色々な角度と視座から向き合った1年でした。
自分の人間力に対する課題感を大きく持った1年でもあります。
とはいえ、1年通してやり切った感はあります。
上手くいったこと、いかなかったこと全部ひっくるめて、ポジティブな経験として捉え、来年は今年以上の成長を『事業、仲間、自分』に対して出来るようデザインしていければと思っています。

みなさま良いお年を!


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