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瓦礫の下

意識の右斜め後方から僕に無益な指示を与え続けていた声が聞こえなくなってからというもの
僕は彼の沈黙のリズムに合わせて
精神的貧乏揺すりを繰り返していた
その振動はあまりに激しき為
やがて家屋を破壊し
僕自身を瓦礫の下に埋めてしまうだろう
絹を裂く風音だけが聴こえる 瓦礫の下に

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