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僕たちは救われたがっている

こんばんは。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

私事ですが、ハンブレッダーズの『帰宅部定期演奏会』に当選しました。
とてもめでたい。

教育実習がしんどいのと、最近チケ運がなかったので当選して安心する反面、倍率もそんなに高くないだろうから当たるだろうと慢心していたことも事実です。ごめんなさい。
けど、最近ハンブレ人気あるから意外と凄いことなのかも。

この記事を書くにあたって僕がどれくらいハンブレを好きなのかをアピールしおくべきだと思うので少しだけ語ると、30分の弾き語りライブのために往復11時間運転するくらい好きです。
僕の好きな曲がバラードの曲なので歌ってくれるだろうと高を括っていたら歌われなくて帰路で何回もリピートしたことは内緒ですが。
まあ無料でも見れるライブだったし人気のある曲とか盛り上がる曲がいいよね。
このエピソードで伝わったかな?

あとは実習の帰り道、高校時代に3年間通った道をあの時と同じように『DAY DREAM BEAT』を聴きながら帰るだけで泣いてます。
さすがに伝わったか。


最近は教採の勉強と卒論、落とした単位の勉強以外で忙しいことがなかった僕にとって(文字にしてみると意外と忙しそうかも)、教育実習が始まってからの毎日は永遠のように長く感じたり、1秒で夜が明けたりと忙しなく時間が過ぎていってます。
そんなに急がなくてもいいのにね。

実習自体は楽しいけど授業準備とか実は化学が全然得意じゃないから勉強したりとかでしんどくて、
だけど、そんな日々でも音楽だけはいつもと同じように笑っている気がします。

特定のアーティストを好きになる理由はたくさんあると思います。
ラジオで流れて声が好きだったからとか、顔が好きだとか、好きな人が聴いていて共通の話題が欲しかったとか。
そんな数多な理由がある中で僕がハンブレを好きになったのは、初めて自分に歌ってくれていると勘違いできたからです。

どんな音楽を聴いて共感できたとしてもそれは僕の49%以下が共感していて、そうじゃない残りの51%以上の考えが尊重されている気がしていました。民主制じゃないね。
だけど、ハンブレは100%とはいかずとも僕の大多数が分かるよって頷いています。

高校の時はバリバリ陸上部で毎日朝から晩まで走り倒していたけど、なんとなくそこは僕の居場所じゃない気がして。楽しかったけどね。
そんな僕が僕でいれるのが、ヘッドフォンから流れる宇宙みたいな空間にいる時でした。
もちろん逃げるように飛び込んだライブハウスも僕にとっての居場所でした。

銀杏BOYZ聴いて、RADWIMPS聴いて、BUMPはあまり聴かなかったけど『才能人応援歌』と『Ray』はよく聴いて、そしてハンブレを聴いていました。
一人ぼっちの帰り道でも寂しくなかったは彼らがいたからだろうな。


そうやって音楽に救われた僕はいまだに音楽に縋っています。
音楽を聞いても指導案が書き終わったり、落とした単位が戻ってきたり、大好きなあの子の隣にいれるようになったりするわけじゃないのにね。
けど音楽を聴いていたらなんとなく救われる気がします。


きっと僕たちは救われたがっているんでしょうね。


実習もあと1週間だし、生徒達とも仲良くなれたのでなんとかやっていけそうです。
それに実家に帰ってるから猫も拝めるので幸せです。

関東に就職したあの子から毎日昼ごろに帰ってくるLINEを日付が変わるまでに返すこととコンタクトを入れるのが苦手で3日に1回は無駄にしてしまうこと、音楽が最高なことはいつでも変わらないのでこれからも頑張ります。

定期演奏会の帰り道に熱気と興奮、持て余すであろう時間を使ってまた似たようなことを書く気がします。
とりあえず夏まで生きる意味が見つかったので生きていきます。

おやすみなさい。

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