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90歳の祖母と価値観カードをする#158

昨日、母と父と価値観カードをしてみて良かったので、今日は祖母にしてみた。次の9月で90歳になる。

祖父、母方の祖父母はもういなくなっているので、祖母が生きている間にできて嬉しいかった。

「おばあちゃんカードゲームしよう」
というと、歩行器を使いながら嬉しそうに来てくれた。

既にこの時点で、お互い満たされた感じがあった。

価値観って言ってもわからないかもと思い、
「好きな言葉、大事にしたい言葉だけ残していってね」
といって、はじめた。

どうなるのだろうと思っていたが、意外にも取捨選択の判断がめちゃくちゃ早い。どうも昔から変わらない価値観だったよう。

残ったカードは、
「愛」「家族」「感謝」「協力」「健康」
の5枚だった。

「へ〜おばあちゃんはこれが大事なんだね」
と言うと、
「うん」と嬉しそうにいう。

「じゃあ、今お父さんお母さん(祖母からみて息子夫妻)と一緒に暮らせて幸せだね!」と言うと、嬉しそうにしていた。

いつも使っているような問いだと、深まらなくて、言葉を色々かえて対話してみた。

が、結果的に思っていた以上に深い内省みたいなことは起こらなかったけど、それ自体、私のエゴであって手放して気にしないようにした。

これだけで、すでに、お祖母ちゃんの意識にも何か変化があるように思う。

そうしていると、父が仕事から帰ってきた。

父も昨日体験したこともあって、祖母の選んだカードに興味深くみにきた。

「実はこの5枚の前に悩んでいたのは、「自律」やねんで!」
と私がいうと父は
「えー!そうなん!自律なん!」
と驚いていた。

普段、祖母は、父と母に介護をしてもらい、甘えてばかりいるように思っていたので、まさか自律しないとという気持ちがあったとは思わなかったのだろう。

こういう相互理解が生まれてのが嬉しいし、プロセス含めて共有することが大切だなと改めて思った。

今度は甥っ子姪っ子にしてみよう。
ゆりかごから墓場まで笑

さてそろそろ明日は自分の家に帰る。久しぶりに長く実家にいた。
ここ数日実家ならではのジャーナリングが多くなった。

心が動くことを日々綴っているわけだが、家族の時間は、私にとって大きいことはこのジャーナルとっても明らかだなと思う。

家族でしか生まれない感情や気付きもたくさんいただいたように思う。

2021年5月20日の日記より
2021年5月21日

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