「本当に堕落した日本のメディア」

 最近、日本のテレビの内容の下劣さにニュースしか見なくなったのだが、そのニュースがひどくなっている。同じ内容のニュースを朝、昼、夕方、夜と見せられる羽目になっている。最近は大谷翔平の通訳問題が連日微に入り細を穿ち、ワイドショウでパネルを用いていわゆる専門家を呼んで解説している。それもほとんど同じ内容だ。日本には他に重大なニュースはないのか、と思わざるを得ない状態だ。
 ニュース以外はヨシモトの芸人のコメントや子どものような振る舞いを見せつけられる。
まるで日本人を腑抜けにさせることを企んでいるメディアの申し合わせがあるのでは、と思ってしまうような体たらくだ。どのチャンネルでも同じ内容、場合に寄ったら放送時間まで揃えている。
 これでは日本人の脳は一色に染められても仕方がない。現在のロシア国内の人々の反応があまりにもプーチンびいきなのは一面しか知らせない管制メディアのなせる業だと言われているが、今の日本とて、同様の状態にあるのではないだろうか?
 特に最近の水原一平騒ぎはひどすぎる。
私もMLBの大谷翔平と将棋の藤井聡太のファンというミーハーだが、最近、嫌になっている。もっと他に日本人に知ってもらわないといけない大事な情報があるだろう。
 こんなことをしているとますますテレビ離れが進行することだろう。そして、視聴率が下がり、利益が出ないためにコマーシャルの時間がどんどん長くなってくるのだ。一層、観る人が少なくなり、日本のメディアは負のスパイラルに陥っていくのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?