見出し画像

へらへら笑ってろ(双極性障害の私)。<18>私を生かせてくれる「えいや!」の魔法。

春の訪れとともに、長かった心身の不調から抜け出しつつあります。私の不調はいつも季節性ではなく、キャパシティを越えた課題に、自分のコントロールが効かなくなったときに起こるので、たまたま、なのですが、新しい季節と、自分の、大げさに言えば「復活」がシンクロしたのは、とっても嬉しいです。

この不調期間にいろんなことがありましたが、ひとつ学んだのは、不調から抜け出したかったら、やっぱりエネルギーを溜めるしかないのだということ。今回は、主治医が追加の薬を処方してくださったのが大きかったです。劇的に効いて、身体がまず動くようになりました。そうすると、課題に立ち向かう元気が出てきたんです。
もうひとつ、主治医のアドバイスから学んだのは、つらくても、「えいや!」と動いてみるということ。立ち止まらないこと。この主治医からの「えいや!」という言葉が気に入って、以来、気合いを入れたいときの、合言葉になっています。というか、私、鬱期は、本当に簡単に立ち止まり、引きこもるんです。

課題に立ち向かう、と書きましたが、いろいろ重なった課題、実は何ら解決していません。むしろ、ますます深刻化しているものもあります。不思議なもので、こうした苦しい状況は変わっていないのに、鬱期の私と、いまの私では、捉え方、見え方が全然違うんですね。
いまの気持ちは「私が元気でさえあれば、どうにかなるし、どうにかできる」です。

大きな波は、乗り越えることができましたが、生きていれば、また荒波がやってくるでしょう。大切なことに関して忘れっぽい私なので、今後、しんどくなったときも、今日のこの投稿を読み直し、「えいや!」と進んでいこうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?