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Why?から始める生活と仕事<2>ちょっとだけ疑ってみる。

いきなり、シリーズタイトル(まだ、2回めなので、シリーズというほどのものではありませんが、続けていくつもりなので)と矛盾するかもしれませんが、疑うのは「ちょっとだけ」から始めるのがいいのではと思っています。

生きているなかで起きること、何でも疑ってたら、苦しいですよね。

だからといって、何も疑わず、ただ日常を繰り返していくのも、成長や変化がなくて、危険、少なくとも、つまらないと思うのです。

私が最近、ちょっとだけ疑って、やめてみたのが、ティッシュペーパーを使うことです。エコフレンドリーな生き方をしたいと思いながら、なかなか思うようにいかないなかで考えたことは、紙の無駄がとても多いということでした。

そこで思い出したのが、大好きな映画『You Got Mail』のワンシーン。メグ・ライアン演じるヒロインが、女の子に、繰り返し使えるティッシュだからと、鼻をかむのに、自分のハンカチを貸すのです。

というわけで、私がいま、ティッシュペーパー替わりに使っているのが、無印良品で買った12枚組の落ちワタ混ふきん。鼻をかんだり、食事のときに口もとをふいたり、汗をふいたりするときに使っています。ふきんではありますが、肌触りもそんなにごわごわしない。また、薄手ですぐ乾くので、まめに洗濯しています。そして丈夫。汚れてきたら、拭き掃除に使っていこうと思っています。

ちょっとした何かを、ちょっとだけ疑って、より良い方法を考える。そしてそれが<買わない選択>に繫がるのは、とても気分がいいです。

そのほかにも、紙の本を極力買わないようにしています。私の将来の夢のひとつは、ちいさな古本屋か、私設図書館を作ることなので、矛盾しているかのようですが、本当に気に入って、何度も読み返したり、誰かに紹介したい本以外は、Kindleにダウンロードして読むようにしています。

それから、以前は、雑誌のライターをしていましたので、雑誌を読むのが大好きなのですが、こちらもKindle Unlimitedというサービスを使って読むようにしています。有料の図書館のようなサービスで上限10冊まで、対象の本を<借りる>ことができて、とっても便利。気になる雑誌は、どんどんこのサービスで借りて読んでは返して、また次の雑誌を借りるようにしています。

そんな私なので、本の収納は、カラーボックスひとつと、押し入れのみ。押し入れには、読み終わって、手元に残したい本をしまっています。

ここまでやっても、紙もの、特に仕事関係は、なかなか減りません。それでも、ペーパーレス化はこれからも目指して、いろいろ試していきたいと思います。

教育産業のBenesse(ベネッセ)社の社名の意味は、「よく生きる」だそうです。私も、よりよく生きることを常に意識して、これからも「ちょっと」疑い、ちょっと目線を変えて、いろんなことを工夫しながら生活していきたいです。


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