見出し画像

【北海道グルメレポ】野菜たっぷり!ヘルシー志向のスープカレー

北海道グルメといえば、ラーメン、寿司、ジンギスカン、そしてスープカレー。

スープカレーは通常のカレーと違い、サラサラとしたカレー汁に野菜がゴロゴロと浮いている、札幌のソウルフードです。

この野菜がゴロゴロというのがポイントで、ニンジン、ジャガイモといった通常のカレーライスの根菜の他、ナス、オクラ、レンコン、パプリカ、カボチャなど、色とりどりの大粒の野菜が豪快に盛られています。

なんともヘルシーなご当地料理じゃないですか。

そして、野菜とカレーの組み合わせが美味しくないわけがない。

今回は、私が北海道旅行の際に訪れた、札幌のスープカレー専門店を紹介したいと思います。



サッポロファクトリーのスープカレー専門店

そのお店は、サッポロファクトリーの中にありました。

サッポロファクトリー
ビール工場だった建物をモールに改装した
クリスマス時期のファクトリー内は、巨大ツリーが飾られていた
クリスマス仕様にデコレーションされたフォトスポットのようだ


店の名はHIGUMA 。

北海道らしい豪快な名前ですね(笑)

サッポロファクトリーの他に、桑園にも店舗があるようです。


HIGUMA サッポロファクトリー店は、3条館地下1階に入っている
順番待ち用の椅子がかわいい


豊富なメニュー・オプションと野菜に圧倒された


HIGUMAさんは、もともと八百屋さんだったそうです。

そのため野菜にはこだわりがあるようで、基本ベースのカレーには、なんと22種類もの野菜が入っているとのこと。

しかも一食でほぼ1日分の野菜が摂れてしまうという、現代人に必須のスーパーヘルシーフードなのです!

野菜が不足してしまいがちな旅行者にとっても、強い味方ですね。

HIGUMAさんのカレースープには、これだけの野菜が入っているそうだ


メニューは基本ベースの「22種類のベジタブル」の他、

さくさくトンカツ
奇跡のパリパリチキン
手ごねハンバーグ
こんがり厚切りベーコン

など、基本ベース+肉類を加えたものになります。

メニューを決めたら、次はオプションです。

まずはスープを、オリジナル・トマト・ココナッツ・エビの4種類から選びます。
(トマトは+100円、ココナッツ・エビは+200円)

次に辛さを10段階から選びます。

付け合わせのライスは、白米か雑穀米かをチョイスします。
(ライスなしも可能)

ライスはS~LLまで、好きなサイズを選択できます。
(値段はMが基本で、ライスなしが-100円、Sが-50円、Lが+150円、LLが+250円)

そしてお好みで、有料でトッピングを選ぶことができます。

個人の好みで自由にアレンジできるので、かなりバリエーション豊富です。
これはメニューを選ぶのも楽しみ。

そして私が選んだのは、「奇跡のパリパリチキン・オリジナルスープ」です。
豊富な野菜とチキンのたんぱく質で、栄養バランスもばっちり。

奇跡のパリパリチキン
ごはんは雑穀米を選択と、とことん健康志向にこだわった(笑)
写真のごはんでSサイズ(Mサイズで男性用お茶碗1杯分とのこと)
あのペンケースのような袋にフォーク・スプーンが入っている


なんと、チキンは「今日は小さいのしかなかったので、2個つけました」とのこと。

いやいや、私にとっては、これでも充分な大きさなんですけど。

そしてその名の通り、チキンの皮が奇跡のようにパリパリに焼いてあって、カレーのスープとよく絡みます。

野菜もそれぞれ素揚げにしてあるのか、外側はパリっと、中は柔らかく、口の中でほどよく溶ける感じでした。

22種類もの野菜を、一つ一つ心を込めて下ごしらえしたのかなと思うと、頭が下がりました。

22種類の野菜がどれもカレーにマッチして、絶妙なハーモニーを醸し出し、一つも浮いた味がしません。

それにしても、これだけボリュームがあると野菜っておなかがいっぱいになるものですね(汗)。

チキン2個と野菜をおなかに詰め込んだらもう限界。
ごはんは少し残してしまいました。

お会計は、奇跡のパリパリチキン 一人分1,580円からごはんSサイズでー50円で1,530円でした。

札幌のスープカレー文化

余談ですが、HIGUMAさんのお向かいの店は、インドカレーの「タージマハール」さんでした(笑)

タージマハール
ここでもオリジナルのスープカレーをいくつも扱っている
いずれも具だくさんで野菜が豊富だ


このように札幌市内にはスープカレーを提供する店がたくさんあり、それぞれ店によってカラーがあるようです。

いろんな店のメニューを見比べて、好みの店をチョイスしてみるのも楽しそうです。

スープカレーはもともと、1970年代に札幌の喫茶店「アジャンタ」が薬膳カレーとして始めたものです。

当時はまだ具なしカレーだったそうですが、店の主人が自身の父親の健康の為に考案したと言われています。

当初から、健康促進目的で作られたものだったのですね。

その後、2000年代にブームになったと言われています。

今ではたっぷりの野菜も加わり、現代人の健康促進に最適なものとなりました。

北海道旅行の際、野菜不足を感じたら、ぜひスープカレーをお試しあれ。

この記事が参加している募集

ご当地グルメ

おいしいお店

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?