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NHKホールへ♪

昨日、久しぶりにNHK交響楽団のコンサートを聴きにNHKホールへ出かけました。

東京都渋谷区にあるNHKホールは耐震工事のため2021年3月から休館していましたが、2022年6月に工事を終え、同年7月から番組の収録や公演を再開しています。

このホールは「うたコン」(総合、火曜夜)などテレビ番組の公開放送のほか、N響の演奏会や各種コンサートなどで使用されています。

以前はN響のコンサートを聴きにNHKホールによく出かけていたのですが、今回久しぶりに行ってみると、やはり広いな〜という印象です。

3800名収容出来るそうで、この日はほぼ満席でしたので、拍手👏の音に迫力がありました。


さて、本日のプログラムです。




アルプス交響曲は、R.シュトラウスが14歳(15歳との説あり)の時に、ドイツ・アルプスのツークシュピッツェに向けて登山をしたときの体験が、曲の元となっているそうです。

明るく豪華で輝かしいイメージの曲ですが、初演が第一次世界大戦中の1915年ということで、それを知ると何か違ったメッセージがあるのかななどと考えてしまいます。

アルプス交響曲は演奏技術の難易度が高い曲です。特に金管楽器の演奏はスケールが大きく煌びやかでカッコいいのですが、何度も現れるハイトーンのソロはプロとはいえかなり難しいのではないかと思います。

山登りの途中で多少滑ってる場面にも遭遇しました。。

N響の金管楽器はパワフルで、かつ美しく鳴り響き、特にホルンの音質は毛筆のようであり流石としかいいようがなかったです。

50分ほどの演奏時間なのですが、金管楽器の輝かしくダイナミックな演奏が交互にずっと続いた後半のラストのあたりで、トランペット奏者の最高音が力強く、かつ美しくNHKホールに響き渡った時には、思わず感動して涙ぐんでしまいました🥹

すごい💫
命削って音を奏でてるんだなと🎺✨

そして、その音色を出させているのはもちろん指揮者のパーヴォ・ヤルヴィです。

若い頃、ホルン吹きだったので、どうしても演奏者目線になってしまい💦純粋に音楽を楽しめていない私です。

金管楽器に限らず、演奏家は皆命をかけて演奏していると思います。


この曲の楽器編成では、ホルンは大所帯で大迫力でした📯✨
ホルン4、ワーグナーチューバ4、
      (ホルン奏者が担当)
それからバンダ9、のホルン奏者が演奏に関わっています。

※「バンダ」とは、オーケストラなどで、本来の舞台上の編成とは別に、離れた位置で「別働隊」として演奏する小規模の演奏者(アンサンブル)のことです。舞台裏や客席、色んなところで演奏します📯

〈今回の演奏では、バンダはホルン9の他にトランペット2、トロンボーン2でした〉

久しぶりのN響の演奏はとても素晴らしいものでした✨

ブラボー👏👏👏✨✨✨


終演時のカーテンコールの撮影を許可しますとプログラムに掲載されていました。

SNSでの拡散を促しているのでしょうか。。

周りの人がみんな撮影していたので、私も撮影してみました。ズームするとよく見えるので望遠鏡代わりになりまして😆




日曜日の昼下がり、オーケストラの演奏を聴きながらゆったりとした時間を過ごすことが出来ました😇

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