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満員電車に乗って

平日、朝早く電車で都内へ出かける用事があった。

通勤ラッシュの時間帯だ。満員電車には乗りたくないなと思いながら7時過ぎに家を出た。

少しでも空いてる車両がいいなと思い、進行方向の一番後ろの車両に乗った。

運良く空いている席を見つけ、そこに座らせてもらいホッとして目を瞑りウトウトしていた。

しばらくしてから、何かいつもの車内と違う空気を感じた。

目を開けて周りを見渡すと、その車両が女性専用車両であることに気づいた。

気づくの遅すぎである😅

そうか、この鉄道会社は1番後ろの車両が女性専用車両だっけ。

この時間帯で女性専用車両に乗るのは初めてだった。

車内は朝の通勤ラッシュ独特の圧のようなものがあまりなく、大げさなようだが空気が澄んでいるように感じた。

私は高校が女子校だったので、あのまったりとしてリラックスした雰囲気をちょっとだけ思い出す🏫

都内に近づき、電車を乗り換えてまた女性専用車両に乗った。

今度はかなり混んでいてぎゅうぎゅうだ。乗り切れていない人が無理やり入ってくるので何度もドアが開閉する。

やっと発車したかと思うと、今度は立っているだけで押しつぶされそうになり必死で吊り革に掴まる。

まさしく日本の満員電車だ。

それでも女性専用車両独特の安心感のようなものだけは車内に残っていた。

🚃


今どき、こんな記事を投稿したら怒られるかもしれないな。

そんな気がして、タイトルを女性専用車両から満員電車に変えた。

多様性の時代ではあるけれど、あのぎゅうぎゅうの満員電車の不快感が、女性専用車両に乗ることによって少しでも緩和されたことは事実だ。

これはあくまでも私の主観だけれど。

真面目な男性サラリーマンだっていい迷惑だ。車内で痴漢の冤罪で逮捕なんかされたらたまったものではない。

今どき、満員電車に乗らなければ仕事に行けないという都会のシステムもどうかしているように思う。

そんなことを考えているうちに電車は私が降りるべき駅へ到着。途中でドアの開閉にかなり時間をとられたおかげで電車は遅れてしまっていた。

しかたなく私は目的地まで急いだ🏃‍♀️

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