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東日本大震災から13年。被災地で実際に役立ったものについて。そして、リアルな生活について書こう。



震災から13年。
私は、被災地と呼ばれた宮城県気仙沼市に今でも住んでいる。


震災があって、しばらく電気も水道もない生活だった。
もちろん、ケータイも使えなかった。(私はソフトバンクだったので、ドコモよりも繋がるのが遅かった。ちなみに私の住んでいるところでは、ドコモ→au→ソフトバンクの順に繋がった)


自宅は流されなかったものの、物置きのガラスが壊れたことで、うちは一部損壊? になった。
このことで、私は入院する時に少し入院費が免除された。当時はすごく有り難かった。

電気も水道もない生活で、役だったものについて書こう。



1 大きなロウソク

2 ペットボトル(水筒)

3 厚底の靴、長靴
・厚底の靴や長靴は被災したところを歩く時に役立つ。

4 厚手の手袋
・被災したところは危険なものもあるから。

5 紙皿
・水がない時、洗い物ができない時に紙皿を使う。

6 サランラップ
・紙皿の上にラップをかければ、紙皿が何度も使える。

7 割り箸

8 石油ストーブ、灯油
・電気がない時、石油ストーブで料理したり、暖をとったりした。
本当にあって助かった。

9 甘いお菓子、粉末コーヒー
・ストレスが多い時、ほっとしたい時に。

10 ティッシュ、トイレットペーパー

11 電池

12 ラジオ(電池式が便利)

13 懐中電灯

14 土鍋
・電気ジャーが使えなかったので、うちでは土鍋でお米を炊いた。(米を炊いてくれた妹、本当にありがとう!)

15 傘
・水洗トイレも水道が止まって使えないので、うちでは庭に穴を掘ってそこに用を足していた。お尻を隠すのに役立った。

16 お米

17 調味料
・味噌、ソース、醤油、マヨネーズ、ケチャップなど

18 カップ麺




被災した当時は、本当に大変な生活だった。
お風呂も、しばらく入れなかった。水がなくても洗えるシャンプーがあるといいかも!

朝、5時か6時になると目覚め、夜7時くらいにはみんな寝る、という生活。一部の人は川で洗濯をしていた。
なんだか、昔に戻ったみたいだね、って話してたっけ。


あの頃、みんな傷ついていて、精神的におかしくて、、、
それでも、生きていたな。


被災地で「がんばろう!」と言うことは、避けた方がいいと思っている。
みんな生きているだけで、頑張っているのだから。


2011年3月11日へ、祈りを。
亡くなった方も、生きているみんなにも、祈りを。


この世界はすばらしい。












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