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だから、私は書き綴る #未来のためにできること

私はいま、社会に潜む“障害”を感じながら、その”障害”を超えていく人たち(=モチベーター)との対話を重ねている。そして、それをnoteに書き綴っている。

私は、日本の大学で福祉を学んだ後、豪州の大学院に留学した。そこで出会った「当事者と共に取り組むインクルーシブな社会づくり」に邁進する人たちの姿は私に少なからぬ影響を与えた。帰国後、障害者福祉施設で働きながらも、この時に感じた私自身の想いを実現すべく、2015年に株式会社Connecting Pointを起業した。それから8年が経ち、私は「障害がキャリアを積む上で“障害”にならない社会を実現する」という夢に向けて取組みを続けている。

一般的に「障害のある人が働くこと」は“みんな”のテーマになりにくく、障害を知らない人にとっては別世界の話になりやすい。ゆえに、社会的な認識も期待値も高まらない。

そこで、私は「障害のある人が働く」を“みんな”のテーマにするためにMotivator 構想を掲げた。豪州で私が見てきたことは、当事者の声を聴き、その意志を尊重し、変化を起こすコミュニティだ。「これを日本でも実現できたら、きっと日本の社会も変わる!」と考え、構想の第一歩にモチベーターとの対話を始めた。モチベーターとの対話は、私自身に様々な疑似体験をもたらし、“障害”を超えるために必要な想像力を与えてくれる。また、モチベーターは自身の想いを語ることで、動機の「種」を再発見し、“障害”を超えていく新たな力を生み出している。

「対話の場が、双方をモチベートし、社会を良い方向に変える熱源になる。そうか!この場作りこそがMotivator構想の核になるのだ。」

そう感じたとき、私は、互いを知り、刺激しあう場こそが、インクルーシブな社会・職場の起点であると改めて認識した。それが「障害のある人が働くこと」を“みんな”のテーマにするからだ。

対話の輪は、最初は小さいかもしれない。しかし、私がモチベーターとの対話で考え感じたように、まずはnoteに公開された対話を読んで下さった方々が想像力を働かせ、障害を“障害”にしないためのアイデアを出し行動してくれるようになったら、日本はよりインクルーシブな社会へと変貌できるだろう。そして、その変化のプロセスにおいて人と人が繋がるコミュニティ:Motivator Groupが生まれる日まで、私は対話を続け、書き綴っていく。

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