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子育てとヨガ|壁|バウンダリー

わたしが一人目の子育てに悩んでいた時、

「子育てにもバウンダリー(境界線)が必要なの知ってる?」

と、精神科病棟でセラピストとして働いていたレイチェルが教えてくれました。

「多分、あなたの子どもは、そのバウンダリーがとても必要な子なのかもね」と。

バウンダリーとは「自分と他者との境界線」

心理学用語

もし子どもに、
「〇〇時までに、片付けしようね」と言ったら、絶対にその時間を守ること 
「〇〇は良くないことだから、やめようね」と言ったら、必ず〇〇は止めさせる、または自分もやらない 

など、
・決めた事やNOと言ったことを、しっかりと守る
・ちょこちょこ変えていると、子どもは混乱する
・一本スッキリと境界線を作っておいた方が、将来的にも親も子も、お互い楽である

と言われました。

このスッキリしたものがないまま、多感な思春期になってごらん、大変だから!と。

つまり、子育てでのバウンダリーとは、『ここまではOK、でもここから先は絶対にNOという線引きをすること』と理解しました。

レイチェルは、ヨガ仲間だったので、ヨガのポーズを例えにも、同じような話をしてくれました。

新しいバランスポーズ(片足で立つポーズとか)の練習をする時、初めは倒れたらどうしよう〜と、不安で練習にならないけど、絶対にここなら大丈夫!と安心できる場所だったら、練習できるでしょ?(壁に掴まるとか、倒れても痛くない場所だとか)

何度もやっていくうちに、その『安心』がなくても一人でバランスポーズもできるようになっているでしょ?

それと同じで、子育ても、初めは親がその『安心』できる壁になってあげないと、子どもは一人でバランスを取れるようにならないんだよ。


うーん。とても納得したのを覚えています。

2010年の話。
あれから大なり小なり波はあるものの、2人の子どもたちと温和な日々を過ごせているのは、あの時のレイチェルのおかげだと思っています。あと、いろいろなヨガの教えも大きいし、周囲の方々の支えもあったからこそ。

レイチェルとは連絡が途絶えてしまったけど、今は何しているのかな・・・元気でいるといいな。彼女も想像を絶する酷い子ども時代を過ごしていたと言っていました。そういう人がセラピストになると、ほんと、無敵の強さを発揮する!わたしは彼女のセッションを受けていないけど、たくさん大事なことを教わりました。
彼女とは前世からの繋がりがあると思っています。


⭐︎ note 30日連続投稿チャレンジ、27日目 ⭐︎

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