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不安に思うことのひとつに、「お金」がある人に伝えたいこと

人生において不安に思うことってたくさんありますよね。私も母譲りの超心配性なので、常に不安を抱えて生きているような気がしますが、歳と経験を重ねることでわかったことは、「不安に思うことがひとつでも少ない方が幸せである」ということ。

ゼロにはできないけど、きっと「どうしよう」の感情は、人の心を蝕み、癌細胞を生み出すのではないかとも思ってしまうものです。

今の私が不安に思うこと

40歳になると、耳も目も鼻も悪くなるので生活に敏感さが失われるようになります。そのせいか、不安要素もキャッチすることが少なくなってくるわけですが、それでも不安は日々耐えることなく、私の背中にずっとおぶさってくるのです。

ふと、この1ヶ月くらいを振りかって不安に思ったことといえば、

  • あー、娘、今日も夏休みの宿題やってないじゃん(子育ての不安)

  • このとんかつうまい!・・・でもこの後お腹下しちゃうかな(胃腸の不安)

  • 眠くて死にそう(プレ更年期疑惑の不安)

  • 私今後仕事大丈夫かな(フリーランスとしての不安)

てな感じでした。

人生で一番不安だったこと

で、過去を振り返った時に、自分が一番不安に思ったことって何かなって考えてみたんですけど、もうそれは忘れもしない、「お金」のことでした。

離婚した時のことを回想

娘が4歳の時、離婚をしてシングルマザーになりました。自分から離婚を言い渡したものの、大学時代から付き合っていた夫に家庭のお金は任せっきりで、お金の知識なんて何も身につけていませんでした。

当時私も会社員だったので25日になればお給料と、それに加え養育費も振り込まれるようになりました。しかも、離婚直後は実家へ居候状態だったので、家賃も光熱費も言い値で済まされていました。

それでも、本当に自分は娘を大学まで出せるのか?親の貯金や年金を食い潰していないか?自分は老後やっていけるのか?
漠然としたお金の不安がつきません。

とにかく苦しかった

しかも、どこかで離婚という偉業を成し遂げたのだから、というプライドからキラキラしていなければいけないという刷り込みもあり、とにかく美容や被服、遊びにお金もかけることをやめられず、クレジットカードの引き落とし日になると数十万円が一気に消えることを繰り返してました。
もちろん、その度に、とにかくお金に関する不安に胸が苦しくて、でもやめられない自分が大嫌いでした。

私を救ったマネーフォワード

そんな自分も今はそんなにお金に対して不安を持ち合わせずに過ごせるようになりました。厳密にいうと、全く不安がない、という断言ができませんが、少なくともパッと思いつく不安なことの中にお金は出てこなくなったというわけです。

なぜ、その不安を手放せるようになったかというと、お金に対する感情のコントロールができるようになったからなのですが、それまで大してお金に苦労することなく生きていた私にとってその術を身につけることは容易ではありませんでした。

そのきっかけとなったのは、“マネーフォワードのアプリ”でした。離婚前から使ってはいたものの、単純に出費が手持ちのお金を上回らないように把握することが目的でした。ふと、冷静に自分の出費を見直した時に、何にいくら使っているのかがわかるということに目がいくようになりました。

アプリに課金はしなくても一年間であれば振り返ることができるので月毎に把握ができることに面白さを感じ、それをエクセルに落としこんで眺めてみました。アプリ上で表示される平均金額だけでなく、何月が無駄が多かったのか?なぜこの月だけ出費が多かったのか?など、自分なりに振り返るという作業を行ったのです。

その結果、1ヶ月に本当に必要な金額が把握できるようになり、無駄な買い物を自然にやめるようになっていったのです。あんなにやめられなかったことがこのアプリ1つで解決することになり、自己嫌悪せずにクレジットカードの引き落とし日を迎えられるようになったのです。

そこから変わった私の人生

気がつけば「自分のお金の使い方」を把握することが不安をひとつ手放すきっかけとなりました。そこで、私はかねていつか実家を出て娘との二人暮らしをしたいと思っていた願いを叶える決断をしました。

想像が難しいかもしれませんが、ダメ人間な私にとって、子供と二人だけで暮らす、ということはとても勇気のいることでした。離婚前ワンオペだったとしても夫がいることで助けを求めることができましたし、実家に出戻ったら両親が私以上に娘に愛情を注いで接してくれました。そんな環境を捨て、自分だけで娘という一人の人生を背負い込むというのは、娘にとっても逃げ場を奪うことに繋がりかねないと感じ、とてもプレッシャーのかかることでした。

でも、大丈夫、私は自分のお金を把握できる人間だから!(←謎のセリフ)と、実家を出て、古くてボロいけど人生で初めて自分名義でアパートを借り、親からも自立をして生きていく行動を起こしたら、あれよあれよと私の人生が大きく変化していくことになったのです。

それから半年後にはフリーランスとして独立する決断もできて、個人事業主としての生活が始められるようになりました。

あの時にお金の不安を手放すことができていなければ、今はお金の不安に苛まれるケチケチおばさんになっていたかもしれません。もちろんこの先も、お金に助けられ、お金に苦労をすることがたくさんあるとは思います。でも、少なくともお金の不安をなくしたことで私は昔の私よりも幸せを自分で生み出せるようになっていると思います。

もし、抱えている不安のひとつにお金のことがある人がいたら、まずは、「自分のお金の使い方」を知ることをやってみて欲しいなと思っています。

インスタライブでもお金の話をしてみました

前段はフリーランスの方の参考になるような、私の独立一年目の失敗談や、税金対策のしすぎで叶えたいことが叶えられなくなる話、後半はプライベートで資産に関する考え方をインスタライブでしゃべってみました。

お金という概念をどう捉えるかは人それぞれですが、庶民代表として自分のお財布事情をお話しているのでよかったらご参考にどうぞ。

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