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【3D TITANIC】お洋服観たい心に残る映画

「タイタニック観た?」よりも「タイタニック何回観た?」が当然の会話のようになされたあの頃。
それほど、タイタニック旋風は凄まじかったのを覚えている。
あれから時が(だいぶ)経ち、姉に誘われて3D版のタイタニック鑑賞へ
出かけた。
美しいジャックと気高いローズ。
二人の悲恋に涙して心奪われた。
若い頃と今では同じ映画を観てもその景色は違う。私の心がそれなりに熟した証であり、そこが映画鑑賞の醍醐味なのだろう。
奥行きのある大画面に引き込まれ、懐かしさと共に大人になった自分だからこその気づきがあった。

①世の中には「絶対」はないのに、勘違いをしてしまう

豪華客船タイタニックの処女航海。
視聴者は沈没する悲劇の船であることを知っている。
「何が絶対沈没しないだ、どうしてくれるんだ」
後からならば、誰だって言える。
タイタニックの悲劇を予測出来なかった(止めることが出来なかった)のだからどうしようもない。
人は本当の悲劇に直面した時、怒りが沸くよりも呆然としてしまう。
怒れるだけ、まだ元気。
映画冒頭から一粒二粒、ぱらりぱらりと悲劇の種が撒かれていく。
ジャックとローズの燃えるような恋の時間がなんと儚い事だろう。
この部分は若い頃と同じ思いだ。
もし、タイタニックが沈没せずに
航海を終えたなら二人の恋は実ったかどうかわからない。
あれだけ周り全てを敵にまわしていたけれど、愛の温度は保温されるかわからない。あっさり愛が醒めたりするかもしれないし、意外と骨太精神で駆け落ちして添い遂げるのかも。
世の中に絶対なんてないから、その真実は闇の中。

②キャルドンが不憫過ぎる
ジャックとローズの呑気な恋

ジャックとローズは互いが運命という名のもと、あっという間に恋に落ち、急ごしらえの将来を誓う。
キャルドンの怒りはごもっとも。
そりゃ許せないよ。
高圧的で嫌味たらしい人だけど、不器用ながらローズを愛しているのが伝わってくる。俳優さんの演技力が素晴らしいので小憎らしさが先立ち、ジャックとローズの恋を応援するようミスリードされていく。
タイタニックが沈没する事がわかってからも、ローズを気にかけ、彼女からの愛を欲しがる姿がある。しかし、かけらもローズから愛される事はない。結局、永遠にローズへの思いは届かず仕舞いである。
プライドの高さからくる所有欲も垣間見え、それがローズの心をさらに遠ざける原因にもなるのだろう。不器用過ぎて気の毒になる。
タイタニック号沈没の難は逃れたとしても、その後の人生において心の傷跡はいかばかりか。ローズのモノローグで知る彼の最期はさらに切ない。

③ジャックとローズのパーソナルカラー秋&春で相性よし?

人のパーソナルカラー知りたい症候群、代表選手のJunko Summerは
今日も勝手に診断して強制的に結果をお知らせ。

ジャック オータム
ローズ スプリング

かなぁ?
そのココロは
ジャックはパリッと漆黒のタキシードより元の格好(茶系グラデーション&サスペンダー)の方が似合っているように見えたから。
髪の色が金髪過ぎずブラウンがかっている。
ローズはかなり明るい赤毛。瞳が綺麗なグリーン。少し深いグリーンに見えた。漆黒の服を着ている姿が浮かばない。肌が象牙色のような透明感。

カラーアナリストの先生方から
お叱りの嵐がきそうな雑な診断結果を本日もお届けしました。
単なる日々の雑感。
究極、お二人共に美形過ぎて何でも似合ってる。

イエベカップル、絵面が綺麗✨✨
違っていたらごめんなさい。

まとめ

期間限定公開のため、映画館の予約はあっという間に席が埋まっていた。
上映は2023年2月23日(木)まで。
客層は若い方が多かった。
てっきりR50指定の懐かし映画かと思っていたので意外でした。
タイタニック人気、おそるべし!!
(トップガンマーヴェリックはR50指定、男性優先受付のようにミドルエイジの男性方が沢山。こちらも懐かし映画)

Junko Summer









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