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ブラジル音楽の種類

おはこんばんちは。
今回はブラジル音楽の種類を羅列していきます。
詳しい解説はレッスンにて教えています。気になる方は junnryo9953@gmail.com もしくは https://twitter.com/drumtontokoton に連絡ください。

※順不同
・Tupinamba/Caboclo(トゥピナンバ/カボクロ)▶️トゥピナンバはブラジル先住民を指す言葉で、カボクロはポルトガル人とブラジル先住民の混血を指す言葉。それらの言葉は音楽の名前としても扱われる。
・Caboclinho(カボクリーニョ)▶️カボクロと同じく混血を指す言葉でもある。北東部で見られるドラマティックなダンス。
・Batucada(バトゥカーダ)▶️主に歌やメロディーの無い、打楽器隊による演奏。打楽器隊の行列。
・Enredo(エンヘード)▶️カーニヴァルなどで歌われる歌を含む曲のこと。
・Entrude(エントルード)▶️カーニヴァルの一種で、非常に野蛮なスタイル。
・Bumba Meu Boi(ブンバ メウ ボイ)▶️ブラジルの混血文化(キリストのカーニヴァルの文化が混ざっている)。テーマは牛の死と復活。高い社会的地位にいる人を嘲笑し批判する。
・Gege -Nago(ジェジェ-ナゴー)▶️アフリカのヨルバ族(ナゴー)やダホメー王国(ジェジェ)の文化・音楽を総じて指す言葉。
・Caterete(カテレテ)▶️先住民起源と考えられている地方舞踏。歌手とヴィオラの伴奏で男女が踊る。
・Siria(シリアー)▶️パラー州のカメータ地方のフォルクローレ(民間伝承)。Maxixi(マシーシ)やForro(フォホー)に似た音楽で踊る男女1組のダンス。
・Maxixi(マシーシ)▶️Lundo(ルンドゥ)やPolka(ポルカ/ヨーロッパの音楽)、Habanera(アバネラ)、Tango(タンゴ)が融合してできた歌とダンス。ブラジルで初めての都会風ダンスだった。
・Sao Tome and Principe▶️ポルトガルの植民地にあったリズム。
・Modinha(モヂーニャ)▶️最初のMPBとも呼ばれる。センチメンタルな歌詞を甘いメロディーに乗せて歌うが、機智に富んだ内容のものもある。田園的•民衆的な詩。
・Lundu(ルンドゥ)▶️アフリカのバントゥー族によってブラジルにもたらされたアンゴラ起源の歌とダンス。Fandango(ファンダンゴ)とBatuque(バトゥーキ)が混ざり合って生まれたとされる。
・Fandango(ファンダンゴ)▶️スペイン起源のダンス。
・Batuque(バトゥーキ)▶️
・Pastoril(パストリル)▶️クリスマスに子供たちが踊り歌うパレード。
・Choro(ショーロ)▶️19世紀後半のサロン音楽。キューバではアバネラ、アルゼンチンではタンゴに当たる。木製のフルート、カバキーニョ、ギターなどの編成。ブラジルのジャズとも呼ばれる。曲の進行はABACAとなる。
・Chamego(シャメーゴ)▶️ルイスゴンザーガなどが演奏。北東部のリズムやハーモニーの影響を受けたChoro(ショーロ)。
・Samba(サンバ)▶️Marcha(マルシャ)、Maxixi(マシーシ)、Choro(ショーロ)、Polka(ポルカ)、Habanera(アバネラ)など様々なものを指す、また混ざり合った音楽。
・Partido-Alto(パルチードアウト)▶️
・Marcha(マルシャ)▶️アフロブラジル音楽。ワンステップやラグタイムの影響を受けて生まれた。Marcha Rancho(マルシャハンショ)と呼ばれるものもある。
・〇〇 De Roda(○○ヂ ホーダ)▶️サンバヂホーダ、ショーロヂホーダなどがある。みんなで輪になり歌ったり演奏するスタイル。
・○○ De Morro(○○ヂ モーホ)▶️モーホとは貧しい階級が住むリオの街を取り囲む丘のことを指す。サンバカンサオやボレロなどと区別するため1940年代から1950年台のメディアによってつけられた名前。
・○○ De Mesa(○○ヂ メーザ)▶️机を囲んで演奏するスタイル。
・Moda De Viola(モーダ ヂ ヴィオラ)▶️Moda(モーダ)とはポルトガル語のセンチメンタルな歌。Moda De Violaはブラジル中央部、北東部に見られるフォルクローレ(民間伝承)。ギタリスト2人で3度の音のユニゾンで単調に歌う。
・Pagode(パゴーヂ)▶️1970年台のポップなサンバ。ポルトガル語で「馬鹿騒ぎ」の意。
・Jongo(ジョンゴ)▶️南東部に残るサンバの1種。
・Avamunha(ハムーニャ)▶️儀式名でもあり音楽の名前でもある。カンドンブレ(ブラジルのアフリカ宗教)のOrixa(オリシャ神)を呼び起こす儀式。
・Maracatu(マラカトゥ)▶️北東部にあるアフロブラジルの儀式及びその踊り。
・Afoxe(アフォシェー)▶️カンドンブレの儀式に使う音楽。・Arrasta-pe(アハスタぺ)▶️サンバやフォホーに合わせたダンス音楽。
・Arrocha(アホーシャ)▶️バイーア州で1970年代後半から始まった音楽。哀愁歌謡バラード。
・Axe(アシェ)▶️バイーア州で誕生。アフリカのヨルバ族の言葉で「ポジティブなエネルギー」などの意味を指す。挨拶がわりのスラングとして使われることもある。Bloco Afro(ブロコアフロ)など様々なものがある。
・Frevo(フレーヴォ)▶️早くアクロバティックな行進曲。北東部の砂糖農園で踊られるサンバ。ペルナンブーコ州で生まれた舞踏音楽で、ドプラード(軍隊行進曲)やカポエイラの踊りが融合したもの。
・Xote(ショッチ)▶️Forro(フォホー)の分類。リオグランデドスール地方の音楽。アコーディオンを中心に演奏する。
・Pisadinha(ピサヂーニャ)▶️Forro(フォホー)の分類。
・Xerem(シェレン)▶️ブラジル北東部の歌とダンス。アコーディオンの伴奏。
Xaxado(シャシャード)▶️ブラジル北東部の歌とダンス。
•カンドンブレにおける神々(Orixa)の音楽▶️Exu、Ogum、Omolu、Oxumare、Yansa、Oxum、Yemanja、Xango、Oxala、Olpddumare、Oxossi、Nanan。
・Fricote(フリコッチ)▶️イジェシャー(神またはその音楽)とレゲエを混ぜた歌のスタイル。
・Carimbo(カリンボ)▶️キリスト教の影響を受けている音楽。非常に早い曲。
・Folia De Reis(フォーリアヂヘイス)▶️キリスト教の影響を受けている。12月と1月に路上で行われる宗教的音楽。
・Lambada(ランバーダ)▶️Carimbo(カリンボー)やメレンゲなど、カリビアンスタイルの混ざった音楽を指す。Maxixi(マシーシ)の再来とも言われる情熱的な歌と踊り。
•Baiao(バイアオ)▶️北東部のフォークダンス。
•Coco(コーコ)▶️ブラジル北部と北東部のダンス音楽。アフロブラジル系。ヤシの実取りについての詩を合唱しながら踊る。
•Embolada(エンボラーダ)▶️曲の構成はCoco(コーコ)と似ており早い歌詞が特徴。パンデイロやガンザなどを使用。
•Samba Exaltacao▶️ビッグバンドの影響を受けたスタイル。
•Cancao Praieira(カンサオプライエイラ)▶️漁師の歌。北東部沿岸の漁師をジャンガデイロと呼ぶ。また、漁師たちによって踊られたCiranda(シランダ)もある。
•Caxambu(カシャンブー)▶️アフロブラジル系の歌と舞踏。
•Congada(コンガーダ)▶️アフリカとイベリア文化の伝統が混ぜ合わされた舞踏。ブラジル南部と中央部ではコンダーガと呼ばれ、北部及び北東部ではコンゴと呼ばれる。
・Samba De Breque(サンバヂブレッキ)▶️曲の途中でセリフを挟むスタイル。
・Tropicalismo(トロピカリズモ)▶️1960〜1970年台の音楽、芸術運動。食神文化について考える。
・Sembanejo(サンバネージョ)▶️セルタネージャ(ブラジル北東部に住む人々)のヒット曲をサンバのリズムに乗せて演奏するサンバランソ音楽の砕けた言い方。
•Sambalada(サンバラーダ)▶️サンバとバラードのMIX音楽のこと。
•Sambolero(サンボレロ)▶️サンバとボレロのMIX音楽。
•Cheganca(シェガンサ)▶️キリスト教徒とイスラム教徒の戦いの様子を伝える民衆音楽劇の1つ。
•Chula(シューラ)▶️少なくとも18世紀にはブラジルに伝わっていたポルトガル起源の舞踏および音楽。カポエイラの3部構成の1部としても残っている。
•ダンボラーダ▶️タンバリンの叩きがたり。
•フランシスコ ヒべイロ▶️Musica Caipira(ムジカカイピーラ)の古典。
•Musica Caipira(ムジカカイピーラ)▶️ブラジル南部、北東部、中央部などの内陸部に残るフォルクローレ(民間伝承)。
•Musica Gauchesca(ムジカガウシェスカ)▶️リオグランデドスールの1部に残る音楽。
•Musica Sertaneja(ムジカセルタネジャ)▶️カイピーラを大衆化したブラジル版のカントリー。
•Batidao▶️ポルトガル語で「チープな」の意味。
•Bossa Nova(ボサノヴァ)▶️ジャズ寄りのものもある。
•MPB(ムジカポプラールブラジレイラ/エムピービー)▶️ブラジリアンポピュラーミュージックのこと。

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