高度成長の時代、日本は
公害の時代でもありました。
多摩川や隅田川はどぶ川のように
濁って臭くて、水際はあぶくが浮いて。
水俣病などが日本中に広がっていて。

今、多摩川も隅田川もキレイに。
公害も、あんな悪質なものは無くなり…。

今、盛んな業界はなんでしょう？
IT産業ですね。
IT業界は、公害問題は無縁でしょうか？
ITは、デジタル空間、サイバー空間に
情報やデータを『垂れ流し』てる。
私がこうして書いてる記事も、
サイバー空間に送り込まれる訳ですね。

サイバー空間、デジタル空間は
無限のスペースだから、
いくら何を垂れ流しても、
公害にはならない…とみんな信じてる。
私もそう信じて毎日noteを書いてる。
サイバー空間にせっせと、
駄文を垂れ流しています。

デジタル空間は本当に、
無限なんでしょうか？
本当に何を放り込んでも寛大に
受け止めてくれるんでしょうか。

多摩川をみながら、
ふと、ここは40年前、
何でも、放り込んでも大丈夫だと
みんな信じて垂れ流して、
その結果、どぶ川になってたんですよね？

デジタル空間は、
そうはならない？とは、
108％言い切れるでしょうか？

デジタル空間に、これから
50年後、100年後、大異変が急に
起きたら、どうなるかしら？

こんな心配は杞憂に過ぎないかなあ？
そうだと良いんですが。

今、こうしてる間にもどんどん
デジタル空間には情報が
垂れ流され、放り込まれている。

50年後、アマゾンの密林の奥に
奇妙などろどろした数列模様のキリンが
いっぱい生まれたりしないかな？
いや、それはないか(笑)？