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【読書の諺】眼光紙背に徹する、とは?!

読書にまつわる、
名言やことわざ。

あまり意識してこなかったけど、
調べてみたら、
けっこうたくさんあるんですね。

熟読玩味。書物をよく味わうこと。
一読三嘆。書物に感嘆すること。
汗牛充棟。莫大な蔵書。
一目十行、速く読む力があること。
などなど。

こうした諺もあります。
「眼光、紙背に徹す」。
紙の裏側まで見通すほど
理解力が深くて鋭い、という意味。
読解力が深いことを指す言葉です。

続いて、
「読書百遍、義おのずから通ず」。
こちらはよく聞きますね。
意味がわからなくても、
百回も読めば、知らず知らずに
意味がわかるようになること。

先に書いた
「眼光紙背に徹す」という言葉が
ずっと前から好きです。
好き、というよりは、
そんな状態を憧れてしまう、
というのが実情です。

だって、
仮に、本には100のことが
書かれているとして、
でも私みたいなウカツ人間には
その半分も理解できてないでしょう。
いや、30くらいかしら?

反対に、
「眼光紙背に徹す」が如く
聡明で鋭い人なら、
ただでさえ1を聞いたら
10を知るわけだから、
100の知恵が書かれた本を読んだら、 
10000もの知恵を
ものにできるにちがいない。

1冊の半分も理解できていない
わたしみたいな奴と
何十倍、何百倍も
理解できる人とでは、
悲しいくらいの差ができてしまう。

カッコいいですよね!
一を聞いて十を知る人!
まずは書いてあることを全て理解し、
更には、そのことによって
何十倍、何百倍も、
知恵や機微を身につけてしまう
達人っていうのは!

今日からは、
紙背を射抜くような覚悟で、
読書をするようにしてみよう。

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