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【読解力】人生を読解するチカラはどうしたら身につくの?!

人や現実を「読解」する力は
どうしたらアップするの?

読解力。
この文字はよく国語の授業や英語の
問題集にありましたね。

「感受性」や「論理力」など
生きるために大切な力は、
色々ありますが、
読解力も多分その1つでしょうね。

相手や状況を読み解くチカラ。
自分が今置かれてる状況を
明晰に理解するチカラ。
これは、空気を読むのとは違いますね。

これは学校や受験勉強じゃあ学べない。
どうしたら身に付くのでしょう?
自分で考え、悩み、
はぐくむしくしかないのかな?
さて、どうやって??

これもまた、正解はなさそうです。
また、マニュアルもなさそうだ。

こういうのは、
勉強ができる、できないとは
関係がないのでしょう。

また、このチカラって、
たくさん身につけてるからといって、
すぐに役に立つ訳でもないし、
お金儲けに繋がるかどうかは微妙。

俗物な作者や編集者が企てれば、
『人生の読解力をつける』なんて
あっという間に俗な本を
作ったりするでしょうけど、
誰も本当の読解力を
見たり感じたことがない以上、
そんな本は多分、インチキ本に違いない。

読解力は、
『星の王子さま』で言うところの
「目に見えない力」なんでしょう。

しかし、それが存在することは
確かなようですし、
その力が行使されてる場面に
立ち合ったこともあるでしょう。

私も、人生で何度か、
「読解力」の深い人に
出会ったことがあります。
その時の印象としては、
人間として、
スケールが全然ちがいましたね。
次元が違って見えました。

なんで、あんなに深く遠く広く
達人は、本質を見詰め、見抜き、
かつ、さりげなく行使できるだろう?

ただ、安易に真似をしたら
ダメでしょうね。こっちが火傷する。

でも、現在を読み解き、
周囲の人間関係を理解し、
今やるべきものやことを
読み解けていけたら、
どんなにいいでしょうか。

そんなふうに考えてみたら、
今一番欲しいのは、読解力かな。
先が読めない時代だから。
一寸先は闇な人生だから。

読解力を身につけるには、
読書的なアプローチで言えば、
人生を切り開いた人物の
歴史小説やノンフィクション、
また日記文学などを読み、
手がかりにするのが
有効かもしれませんね。

福沢諭吉の自伝とか、
または、分野はちがいますが、
河合隼雄先生の『こころの処方箋』
小林秀雄の『考えるヒント』
武田百合子『富士日記』などが
効きそうですね。
もう一度、精読してみよう。

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